北海道でニジマスが狙える釣り場をいくつかピックアップしてみました。
釣れる時期
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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28 | 22 | 32 | 27 | 69 | 100 | 100 | 85 | 78 | 89 | 65 | 39 |
洞爺湖
洞爺湖では、ヒメマス、サクラマス、ニジマスなどのトラウト類が狙え、特にニジマスとサクラマスは大型が釣れることで知られています。ニジマスの遊漁期間は6月1日から8月31日と12月1日から3月31日までで、釣り券の日券は1200円です。ルアーフィッシングやフライフィッシングで狙うのが一般的で、ワカサギを捕食していることが多いので、ワカサギを意識したルアーやフライが効果的とされています。
英語でいえばレインボートラウトだよ。
阿寒川
北海道釧路市を流れる阿寒川では、上流域で大型のニジマスをターゲットにできます。ただし、ピリカネップ取水口から阿寒湖入口の区間では漁業権が設定されており、遊漁料の支払いが必要です。また、阿寒湖流出口から雄観橋のエリアはキャッチ&リリース区間となっているため、釣ったニジマスは放流する必要があります。この区間ではルアーやフライフィッシング、テンカラが許可されていますが、餌釣りは禁止されています。さらに、返しのないシングルフックの使用が義務付けられています。
すっかり定着して市民権を得ている感があるけどニジマスは外来魚だよ。
阿寒湖
阿寒湖は一年中釣りを楽しめる人気の湖で、そのターゲットにはニジマス、アメマスといったトラウト類も含まれています。ルアーやフライフィッシングでは、ワカサギをエサにしている湖の魚を意識して、ワカサギを模したルアーを用いるのが効果的です。また、シングルフックの返しなしのみが許可されているため注意が必要です。さらに、阿寒湖はヒメマスの生息地でもあります。
元々は北アメリカにいた魚らしいよ。
屈斜路湖
屈斜路湖は、北海道にある酸性の淡水湖で、かつて魚類は少なかったが、自治体の放流により釣り場として整備されている。釣れる魚種には、ニジマス、アメマスなどがおり、ルアーやフライフィッシングで大型も狙える。ニジマスは特に人気のあるターゲットで、モンカゲロウ、カメムシ、ワカサギなどのベイトを求めてよく釣れる。屈斜路湖では漁業権が設定されていないため遊漁料は不要だが、キャッチ&リリースやサビキ釣り、トローリングなどのルールが設けられていることに注意が必要だ。
日本には明治初期に持ち込まれたといわれているよ。
さっぽろ湖
さっぽろ湖は、ニジマスやサクラマスなどのトラウト系魚種が釣れるダム湖です。特にニジマスは大型の個体も期待でき、小樽内川のインレット周辺が狙い目のポイントになっています。ルアーやフライフィッシングでニジマスを狙い、小樽内川の水が流入するエリアを中心に攻めると良いでしょう。ただし、冬期には湖面が凍結するため、穴釣りでのワカサギ釣りとなります。
ブラックバス程嫌われてないのは見た目が美しいのと味がいいからかな?
シューパロ湖
シューパロ湖は北海道夕張市にある巨大なダム湖で、釣り人にとって絶好のポイントです。ニジマスをはじめとするトラウトを釣ることができます。ボートやカヤックを駆使し、森林地帯や流木エリアを探索することで、大物がヒットする可能性があります。ルアーとフライフィッシングのどちらでも釣果が期待できますが、大型魚に備えて丈夫なタックルを用意することが重要です。
北海道では各地の河川や湖で狙うことができるよ。
サホロ湖
北海道・上川郡のサホロ湖では、ルアーやフライフィッシングでニジマスをターゲットに釣りができる。解禁期間は7月1日から9月30日までで、遊漁料は1日券1000円。ダム堤体付近は遊漁禁止区域となっているので注意が必要。ニジマス以外にも、ワカサギ、アメマス、オショロコマが釣れる。
湖ではレイクトローリングという釣り方もあるよ。
然別湖
然別湖では、ニジマスが他の魚種と一緒に生息しています。この湖は厳格に管理されており、釣りはルアー、フライ、テンカラ釣りでのみ許可されています。ニジマスはサクラマスとともに持ち帰り可能です。然別湖はボートフィッシングが主な釣り場で、岸釣りを行う場合は渡船が必要です。ニジマスは湖の固有種ではありませんが、人気のターゲットになっています。
ニジマスはサケ科に属する淡水魚で、北米原産の冷水性の魚種です。銀色の鱗と鮮やかな赤色のひれが特徴的です。肉食性で、主に甲殻類、昆虫、小魚を捕食します。産卵期は秋から冬で、川の上流に移動して砂利の河床に卵を産み付けます。ニジマスは、成長の速さと釣りやすさから、世界の多くの地域で養殖されています。また、その美しい外観から観賞魚としても人気があります。
余市川
余市川は北海道を流れる河川で、ニジマスをはじめとするアメマス、ヤマメ、イワナなどの魚種が豊富です。ニジマスは中流域から上流域でよく釣れ、ルアーやフライを用いた釣法が効果的です。余市川では遊漁料は鮎を除き無料ですが、鮎はシーズン券または日券を購入する必要があります。河口付近ではニジマス以外の魚種も狙えますが、河口規制があり、アキアジやサクラマスの捕獲が禁止されているので注意が必要です。アクセスが容易で、初心者向けのファミリーフィッシングにも適している河川です。
中にはヤマメ→サクラマスみたいに海に下る個体もいて降海型はスチールヘッドと呼ばれるよ。
札内川
札内川は十勝地方を流れる川で、ニジマスが最も釣れる人気の釣り場です。ニジマスはルアー、餌釣り、フライフィッシングで狙うことができます。シーズンは6月から10月下旬頃で、水量が落ち着いた時期が釣りごろです。オショロコマも上流や支流で釣れますが、徒歩での入渓が必要でヒグマの危険があるため、上級者向けの釣り場となっています。
釣り方は、エサ釣り、ルアーフィッシング、フライフィッシングなどだよ。
小樽内川
小樽内川は札幌市を流れる河川で、ニジマスをはじめとする魚が釣れることで知られています。中でも、下流域のさっぽろ湖寄りはニジマスの好ポイントで、特に春には大型が狙えます。ニジマスはルアーやフライフィッシングで狙うことができます。中上流域では、自然豊かな渓流でイワナやヤマメの渓流釣りを楽しむことができますが、クマが出没するため注意が必要です。
ルアーではスプーン、ミノー、スピナーなどが使われるよ。
千歳川
千歳川は、ニジマス、ヤマメ、ブラウントラウトなどが釣れる北海道の渓流です。特に有望なポイントとしては、高速の高架橋から烏柵舞橋までの区間が挙げられ、ルアーやフライフィッシングでこれらの魚種を狙うことができます。ただし、烏柵舞橋から発電ダムまでの区間は周年釣り禁止で、根志越橋からインディアン水車までの区間も夏~秋は禁漁期間となっているので注意が必要です。
餌には、ミミズや虫、イクラなどが使われるよ。
斜里川
斜里川は、北海道でニジマスの釣り場として知られる川です。特に上流域では、オショロコマとともにニジマスが主な釣りの対象となります。年間を通して水温や水量が安定しており、最上流域から下流まで結氷しません。ルアーフィッシングやフライフィッシングのどちらでも釣果が期待でき、夏から晩秋までのサケ・マス遡上期以外が狙い目です。ただし、上流域を中心に出没するヒグマに注意が必要です。
サイズは生息環境によるけど大きいものでは80cmを超えたりするよ。
静内川
北海道日高地方の静内川は、ニジマスのほかアメマス、ブラウントラウト、ヤマメなどの魚が生息する二級河川です。下流域ではルアーやフライ、餌釣りでニジマスやアメマスを狙えます。近年はブラウントラウトの増加により、降海型のシートラウトやニジマスのスチールヘッドも釣れるとの噂があります。支流のシュンベツ川では、ニジマス、ブラウン、イワナが狙えます。
北海道では大型のニジマスも期待できるよ。
標津川
標津川は北海道東部に位置する二級河川で、ニジマスやアメマスを釣ることができる。ニジマスは河川改修以前は湿原河川特有の特徴を持っていたが、現在は緩いカーブや流れが強い流心の底に生息している。ルアーフィッシングやフライフィッシングで狙うことができ、特に夏場が釣れやすい。フライフィッシングではニンフやウェット、夕マズメ時にドライを使用すると効果的だ。
ニジマスは、その繊細な味わいと多様な調理法で知られる淡水魚です。グリルで焼くと皮がパリッとなり、身がフワフワに仕上がります。オーブン焼きも一般的で、レモンとハーブの風味を加えると、より豊かな味になります。フライにすると外側はサクサク、中はジューシーで、ソースを添えてお召し上がりください。さらに、薫製やマリネ、寿司など、さまざまな料理でもお楽しみいただけます。
渚滑川
渚滑川は、ニジマスが豊富なことで知られる北海道北東部の河川です。特に、開明橋から滝西堰堤までのキャッチ&リリース区間は、ニジマス釣りの好ポイントとして人気があります。渚滑川とトラウトを守る会による放流により、ニジマスは魚影が濃く、ルアーやフライフィッシングで狙うことができます。ニジマス以外にもヤマメやアメマスもよく釣れ、上流ではイワナやオショロコマも狙えます。また、支流のオシラネップ川や立牛川でもヤマメやニジマスが狙えますが、クマが出没することがあるので注意が必要です。
ニジマスは管理釣り場でもお馴染みの魚だね。