ニシンを狙うことができる北海道の釣り場をいくつかピックアップしてみました。
全10
釣れる時期
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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75 | 72 | 100 | 55 | 21 | 14 | 5 | 3 | 3 | 3 | 21 | 74 |
留萌港
留萌港では、一年を通して多様な魚が狙えます。それらの中で、ニシンは春や秋から初冬がハイシーズン。数釣りならサビキ釣りですが、ルアーフィッシングでもアジング感覚で狙えます。
ニシンは海水魚で、北半球の冷たい海域に生息しています。群れを形成して、プランクトンや小魚を捕食します。ニシンは低温を好み、産卵期には浅瀬に移動し、海藻などに卵を産み付けます。卵は孵化して稚魚となり、プランクトンを食べて成長します。成魚になると、プランクトンや小魚を捕食して成長します。ニシンの寿命は約10年です。
浜益漁港
北海道石狩市の浜益漁港では、サビキ釣りでチカやニシンなどが釣れます。また、探り釣りでは、障害物付近でソイやガヤがヒットします。隣接する浜益中央公園には、駐車場や公衆トイレがあります。浜益漁港の近隣の釣り場として、チカやホッケが狙える雄冬漁港や、多種類の魚種が釣れる石狩湾新港があります。
ニシン漁が非常に儲かった時代が嘗てあり、いまも小樽などに当時の鰊番屋がいくつか残されている。
小樽港
小樽港は、夏を除いてニシンが狙える釣り場です。サビキ釣りでニシン、カタクチイワシ、サバ、チカなどの魚が釣れます。また、北防波堤と厩町岸壁では、マイカ、ヤリイカ、マメイカなどのイカ類もエギングで狙えます。
ニシンは多様な料理に使用され、その独特の風味が愛されています。燻製ニシンは、スナックとしてそのまま食べたり、サラダやサンドイッチに加えたりするのが一般的です。塩漬けニシンは、スウェーデンの伝統料理として知られ、茹でたジャガイモ、ディル、赤玉ねぎと一緒に提供されます。さらに、ニシンは、酢漬け、ロースト、フリットなどの調理法でも楽しめます。スコットランドでは、ニシンの燻製を「キッパー」と呼び、朝食の定番として親しまれています。魔女の宅急便にもでてくるニシンのパイも有名ですね。
函館港
函館港は、北海道函館市に位置する巨大な港で、様々な魚が狙える釣り場として知られています。特に、サビキ釣りでは夏から秋にかけてアジ、サバ、イワシ、冬にかけてニシンが狙えます。また、投げ釣りではマコガレイなどのカレイ類やアブラコ、ルアーフィッシングではサクラマスやヒラメ、エギングではイカ類が釣れます。函館港のポイントは、西埠頭、緑の島、豊川埠頭、海岸町船溜まり、中央埠頭、万代埠頭、北埠頭、港町埠頭、函館港沖堤防などがあり、それぞれのポイントで狙える魚種が異なります。おすすめの仕掛けとしては、アジングではジグヘッドとワーム、ショアジギングではメタルジグ、ルアーでロックフィッシュではワームやブラーを使用するのが良いとされています。函館港の釣果情報として、ヤリイカは6月がピーク、アイナメは5月がピーク、カレイは5月、イワシは8月、サクラマスは3月に釣れる割合が高いとされています。
ニシンの釣り方はサビキ釣りが主流だよ。
苫小牧西港
北海道苫小牧西港では、サビキ釣りでチカ、イワシ、小サバが釣れる。投げ釣りではカレイやコマイが狙えるが、外洋が荒れた時にはカレイが活発に食いつく。夜釣りではハモやロックフィッシュも釣果が期待できる。また、苫小牧一本防波堤やキラキラ公園ではニシンをはじめ、イワシ、アブラコ、カレイなどの多様な魚種が釣れる。これらのポイントでは手軽にファミリーフィッシングを楽しむこともできる。
北海道の釣具店にはニシン用のサビキ仕掛けが売っていたりします。
釧路港
釧路港は、北海道釧路市にある広大な港で、釧路東港と釧路西港に分かれています。釣りで人気なのは、サビキ釣りで狙えるサバ、イワシ、チカ、ニシン、シシャモです。西港の各埠頭先端部がポイントで、特に秋にはシシャモが狙えます。また、ルアーでは春にアメマス、サクラマスが、夏にはカラフトマス、秋にはサケが釣れます。夜釣りではロックフィッシュを狙うのも面白いです。シーズンは8月中旬から11月で、混雑することもあります。
実は小型メタルジグやワームを使ったルアーフィッシングでも狙えるらしい。いわばニシイングやね。
東浦漁港
北海道東浦漁港は、チカやニシンの群れが訪れることで知られている。サビキ釣りでニシンを狙うのが一般的で、港内から堤防にかけて実績がある。また、北側の堤防からはカレイ類やコマイも狙え、数が釣れることもあるという。ソイなどのロックフィッシュも豊富で、夜釣りでテトラ周りを攻めるとヒットが期待できる。近隣の稚内港でもニシンが釣れるポイントとして知られている。
にしんそばといえば全国的には京都が有名だが北海道の郷土料理でもあるよ。
西稚内漁港
西稚内漁港では、秋から初冬にかけてニシンが群れで来遊し、サビキ釣りで数十匹から百匹を超える数釣りが楽しめる。ニシンは地域で人気のターゲット魚で、ハイシーズンには多くの釣り人が訪れる。漁港内の小堤防角や灯台付近の堤防が特に人気があり、過去には安定した釣果が得られていたという。
ニシンの群れが浅瀬で産卵し、海が乳白色に染まる現象を群来というよ。