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基本情報
- 所在地
- 静岡県浜松市中央区舞阪町舞阪2668−1
- 釣り場タイプ
- 湖
- 釣れる魚
- アジ,イワシ,サバ,サッパ,コノシロ,コウナゴ,サヨリ,カマス,メッキ,メバル,カサゴ,アイナメ,イセエビ,ソイ,イナダ(ワラサ,ブリ),ショゴ(カンパチ),シロギス,カレイ,メゴチ,ギマ,ハゼ,アナゴ,ワタリガニ,ウナギ,カワハギ,ヒラメ,マゴチ,クロダイ,キビレ,ヘダイ,メジナ,イシダイ,コウイカ,アオリイカ,マダコ,シーバス(セイゴ,フッコ,スズキ,マダカ)
- 料金
- 無料
- 利用可能時間
- 日中
- 禁止事項・レギュレーション
- 今切口の堤防は現在立ち入り禁止。
- トイレ
- あり
- 駐車場・アクセス
- 駐車場あり。
ポイント
今切口




堤防は現在立ち入り禁止となっているようです。
浜名湖と海の接点にあたる部分で陸っぱりでは最も人気の高いポイントとなっている。東側の堤防を舞阪堤、西側の堤防を新居堤といいどちらからでも釣りが可能。クロダイ、シーバスの一級ポイントだが、他にもヒラメ、青物、根魚など多彩な魚種が狙える。シーバスは近年はミノー、バイブレーションなどを使ったルアーフィシングの人気が高いが、ウキ釣りやご当地釣法のドボンコ釣りでも狙うことができる。基本的にどこから投げても釣れる可能性があるが特に先端部や浜名大橋周辺がおすすめ。クロダイは落とし込み、ウキ釣り、ドボンコ釣り、ぶっこみ釣り、等で狙うことが可能。昼間なら潮が濁っている時がよく、夜釣りで狙うことも多い。潮流がかなりきついことがあるのでオモリは数種類用意しておきたい。近年は新居堤側より舞阪堤側の方が人気が高い。秋にはイナダ等の青物が入ってくることがあるのでショアジギングをやってみても面白い。冬は釣り物が少なくなるが、テトラ周りの穴釣りや探り釣りカサゴ、メバル等のロックフィシュが狙える。舞阪堤側は浜松市舞阪表浜駐車場、新居堤側は新居海釣公園の駐車場が近い。
舞阪港


浜名湖内に入って側にある漁港。網干場前の岸壁や堤防から竿を出すことができ、投げ釣りでキス、カレイ、サビキ釣りでアジ、ウキ釣りでクロダイなどが狙える。夜釣りではアジングや根魚狙いのジグヘッド+ワームを使ったルアーフィシングも楽しめる。駐車場は浜松市舞阪表浜駐車場を利用するのが良いだろう。駐車場内にトイレもある。
弁天島周辺


公園内にトイレ、駐車場があり、東海道線弁天島駅からも近いのでアクセスはいいが水深があまりないのが難点。投げ釣りでキス、カレイ、夜釣りのブッコミ釣りでクロダイやスズキが狙える。夏場は海水浴場になるので注意。近くに釣具店あり。
浜名港


砂揚場前の岸壁は足場もよく車横づけ可能でファミリーフィッシング向きのポイント。サビキ釣りでアジ、サバ、イワシ、投げ釣りでキス、カレイ、ハゼなどが狙える。夜釣りでブッコミ釣りでクロダイ、スズキ、アナゴなども狙えるが、エイがヒットすることがあるので注意。沖の瀬周りはボート釣りのポイント。
新居海釣り公園


海釣り公園ではあるが無料で利用できる。5本あるT字型の堤防が主なポイントとなるが、柵もあって小さな子供連れでも楽しめる環境となっている。手堅いのはサビキ釣りでの小型回遊魚狙いだが、クロダイやタコ、泳がせ釣りでのヒラメ狙いも面白い。駐車場あり(400円)。トイレあり。釣具店、レンタル釣具あり。
中之島


浜名湖大橋途中にある細長い形の人工島。投げ釣りでキス、カレイ、ハゼ、カゴ釣り等でサヨリ、ルアーやブッコミ釣りでクロダイ、キビレ、シーバスが狙える。水深が浅い箇所が多いのでウェーダーを履いて立ち込んで釣りをするのもあり。春には潮干狩り客も。駐車場あり。
浜名湖フィッシングリゾート


浜名湖畔にある管理釣り場。餌釣り、ルアーフィシング、フライフィッシングが可能で、ニジマス、ブラックバス、コイ、コロソマ等が狙える。
庄内湖奥部


人も少なくのどかなポイント。花川河口付近ではウキ釣りやチョイ投げ、ミャク釣りでハゼがよく釣れる。またかなり奥だがサヨリが入ってくることもある。
鷲津漁港周辺


表浜名湖と違って釣りをする人は多くない。穴場的ポイント。ハゼ、カレイ、キビレ、クロダイ、シーバス(セイゴ)などを狙うことができる。
松見ヶ浦


正太寺鼻はアクセスが悪いがクロダイ、キビレ、シーバスの好ポイント。他、その対岸の洲ノ鼻、ヤマハマリーナ浜名湖周辺の岸壁などから竿が出せる。
舘山寺・内浦湾


周辺は温泉地で宿泊施設が立ち並び観光客の多いエリア。湾口や湾内の岸壁でハゼ、サヨリ、セイゴ、クロダイ、キビレなどが狙える。クロダイやキビレを狙うなら夜釣りの方がよいだろう。
引佐細江湖


いわゆる奥浜名湖に属するエリア。細江湖奥部には都田川、葭本川が流入しており河口付近はハゼ、テナガエビ、キビレの好ポイント。また五味半島(プリンス岬)先端部や寸座半島からも竿を出すことが可能。
瀬戸橋周辺


猪鼻湖との接点にあたる部分。投げ釣りでカレイ、ルアーでシーバス、ウキ釣りやブッコミ釣りでクロダイ、キビレが狙える奥浜名湖の人気ポイント。秋にはサヨリが回ってくることも。
猪鼻湖


シーバス、クロダイ、キビレが狙える。特にキビレは魚影が濃いことで有名。また夏から秋にかけては虫エサのウキ釣り、ミャク釣り、チョイ投げ等でハゼもよく釣れる。
魚種・釣り方別攻略法
ヒラメ




浜名湖でもヒラメを狙うことができます。ヒラメは砂泥底を好むため、浜名湖の環境は適していると言えるでしょう。沖釣りや堤防では、生きたイワシを使った泳がせ釣りが一般的です。アタリがあってもすぐに合わせるのではなく、ヒラメがしっかりと食い込むのを待つのがコツです。砂浜からルアーで狙うことも可能です。また浜名湖ではマゴチもよく釣れます。
ルアーフィッシングでは、潮の流れが沖に向かう払い出しを探すことが重要になります。特に、小さな流れ込みや波打ち際の障害物周り、波消しブロック周りはヒラメが潜んでいる可能性が高いポイントです。フローティングミノー、シンキングミノー、バイブレーションなどのルアーをローテーションさせながら探ってみましょう。ヒラメは強い日差しを嫌うため、朝夕のマヅメ時がチャンスです。
シーバス




浜名湖におけるシーバス釣りは、特に魅力的なポイントとなっています。この湖は、スズキの多様な成長段階に適した環境を提供しており、セイゴやフッコから成魚のマルスズキまで、様々なサイズの魚が釣れる場所です。シーバスは潮通しの良いエリアや河口でよく見られ、夜になると活発に動き出します。
釣りには、約10フィートのシーバスロッドとスピニングタックルを用いるのが一般的で、特に夜釣りでは効果的です。ポイントとしては、防波堤の先端や川の出口付近が狙い目です。ルアーの選択も重要で、周囲に小魚がいる場合はミノー系のプラグが特に有効です。また、浜名湖では淡水が流れ込む場所も良いポイントとなるため、これらのエリアを積極的に狙っていくことが推奨されます。
釣り場の情報収集をしっかり行い、シーバスの接岸タイミングを見極めることで、より良い釣果が期待できるでしょう。釣り方に応じて適切な餌やルアーを選ぶことも、成功のカギとなります。
チニング


浜名湖にはクロダイやキビレが多生息しており、これらをルアーで狙うチニングが非常に盛んです。
表浜名湖、中浜名湖、奥浜名湖全域で狙うことが可能で、ショアからの釣りだけでなく、ボートフィッシングで狙うアングラーも少なくありません。
サヨリ


浜名湖でのサヨリ釣りは、夏から秋にかけてがベストシーズンです。特に7月から10月にかけては、その年に生まれた小型のサヨリが活発に活動するため、数釣りが期待できます。早朝や夕暮れ時は、サヨリがプランクトンなどを求めて活発になるため、絶好の釣り時です。釣り方としては、サヨリが水面近くを回遊する習性を利用し、ウキ付きのコマセカゴ仕掛けで狙うのが一般的です。コマセ(アミエビ)でサヨリを寄せ、群れを足止めすることで釣果を伸ばせます。もしサヨリの姿が見えるような状況であれば、コマセは必ずしも必要なく、アミエビやオキアミを針に付けて直接狙うことも有効です。また、疑似餌である毛鉤やワームも、コマセで寄せた群れに対して効果を発揮します。浜名湖のサヨリ釣りポイントとしては、弁天島海浜公園、舘山寺周辺、猪鼻湖、鷲津港周辺などが挙げられます。これらの場所は足場が良く、ファミリーフィッシングにも適しています。サヨリは回遊魚なので、釣具店の釣果情報などを参考に、その時期に釣れているポイントを探すことが重要です。ハリス付きの仕掛けは、サヨリの歯で糸が切れることがあるため、複数用意しておくと安心です。
アナゴ


浜名湖でのアナゴ釣りは、地元で「メジロ」と呼ばれるマアナゴを夜間に狙う釣りです。最適な時期は初夏から秋にかけてで、特に梅雨の時期である6月頃が最も良い釣果が期待できます。釣り場は漁港内を選び、日没後の午後6時から9時頃までが勝負の時間帯となります。仕掛けは遠投する必要がなく、岸から数メートル程度の近距離への軽い投げ釣りで十分です。竿は安価なもので構わず、セイゴ針の11から12号にハリス3号以上、ナス型オモリ3から4号程度を使用します。アタリを知らせるため竿先に鈴や発光体を取り付けておくと便利です。餌はサンマの切り身が定番で、青イソメと併用するとより効果的です。アタリがあっても慌てて合わせず、しっかりと食い込むまで待つことが重要です。時合いに入ると連続してアタリが続くため、手返しよく釣りを続けることで数釣りが楽しめます。アナゴが針に絡みついた場合は無理をせず、ハリスを切って新しい針に交換して釣りを継続しましょう。
メゴチ

浜名湖におけるメゴチ釣りは、主に秋から冬にかけて楽しむことができる、魅力的な釣り方です。このエリアでは、特に9月から12月が好釣果を期待できる時期となります。釣り場としては、JR鉄橋南の表浜名湖周辺が人気です。釣り方は「ちょい投げ釣り」が主流で、コンパクトなロッドセットを使用することで手軽にアプローチできます。シーバスやエギング、バス用のロッドでも釣りを楽しむことが可能ですが、特におすすめなのは、ちょい投げ釣り専用の仕掛けセットです。潮の流れがあまり速くないポイントでは、8号の天秤オモリを使うと良いでしょう。仕掛けは短めの2本針が使いやすく、針のサイズは7号を選ぶと適しています。餌にはアオイソメが効果的で、投げた際に外れにくい特性があります。サイズは20cm程度のメゴチが釣れることがありますが、運が良ければそれ以上のサイズを釣り上げることも夢ではありません。浜名湖の漁師さんたちも推薦するように、捕れたメゴチは刺身にすると絶品であり、新鮮なものを味わうことができる貴重な機会です。また、釣り場のサーフ状態が優れない場合でも、こうした方法で十分に釣果が望めます。浜名湖でのメゴチ釣りは、美味しい食材を確保するだけでなく、釣りの楽しさを実感できる絶好の場所です。
ワタリガニ

浜名湖でのワタリガニ釣りは、適切なタックルとタイミングを選ぶことが重要です。ロッドはシーバスロッドや磯竿を使用し、リールはスピニングで3000番以上のものが理想です。仕掛けは、腕が太いカニを狙うためのハゲ掛け仕掛けのM~Lサイズを用意します。底を安定させるためには、20号前後の六角錘が必要で、餌には強い匂いを持つ魚の切り身、特にカツオの腹身がおすすめです。釣りは慎重に行う必要があり、仕掛けを投げる際には遠投は不要です。アタリを取るために竿先に鈴を付け、鈴が鳴ったらすぐに合わせることが肝心です。釣り上げた後は、カニの甲羅の裏を押さえ、ハサミの一部を切って安全に取り扱います。釣れる場所としては、中浜名湖周辺や都筑海岸が挙げられ、特に大潮の満潮の日の出前が狙い目とされています。また、夏の終わりから秋にかけてが最盛期であり、釣りの経験上、ハゼ釣りの合間に時折ワタリガニが釣れる例もあります。餌には生イカも有効で、蟹網を使った釣りも人気がありますので、様々な方法で挑戦してみてください。
ウナギ



浜名湖でのウナギ釣りは、夕暮れから深夜にかけての時間帯が最も効果的です。釣り方は投げ込み釣りが中心となり、複数の竿を使って広範囲を探るのが一般的な手法です。餌にはミミズやアケミ貝、モエビなどが使用され、特に太いミミズは定番の餌として知られています。狙い目のポイントは、浜名湖に流れ込む河川の河口部分や、奥浜名湖エリアが有望です。新川のような流れが穏やかで水深1.5メートル程度の場所も好ポイントですが、岩やカキ殻などの障害物が多いため仕掛けの引っ掛かりに注意が必要です。大雨の後は特に期待が持てるタイミングとされています。なお、静岡県では10月から2月までがウナギの禁漁期間に設定されているため、この期間は釣りを控える必要があります。浜名湖では小型から48センチクラスまで様々なサイズのウナギが釣れる可能性があり、時には一晩で多数の釣果を得ることもあります。
ヘダイ

浜名湖では、夏から秋にかけてヘダイ釣りが楽しめます。特に8月から11月頃が狙い目で、群れに遭遇すれば数多くの釣果が期待できます。釣り方は手軽なちょい投げが一般的で、アオイソメなどのエサを使ったエサ釣りが有効です。ヘダイは、浜名湖のタイ網漁でも水揚げされており、地元ではマンタイとも呼ばれています。成魚は40cmほどに成長し、癖のない白身は刺身や焼き物など様々な料理で美味しくいただけます。浜名湖でのヘダイ釣りポイントとしては、3番北などが挙げられます。ルアー釣りにも対応しており、ボトムを意識した釣りで40cmを超える良型も狙えます。手軽な仕掛けで楽しめるヘダイ釣りは、浜名湖の秋の風物詩と言えるでしょう。
サッパ


浜名湖でのサッパ釣りは非常に楽しめる釣り方です。釣りを行う際には、まずサビキ釣りが主流であることを知っておくと良いでしょう。特に砂揚場(浜名港)では、ヒラメを狙っている釣り人がサッパを餌として使うと、高い確率で釣果が期待できます。また、浜名湖新居海釣り公園も良いポイントとして知られており、「サバの群れの下」を狙った釣り方が効果的です。この地点では、サッパが底の方に群れているため、仕掛けを底近くにおいて釣ることが成功の鍵となります。仕掛けについては、例えばTsulinoのハイパーアジキャッチ7 2号やママカリ用のサビキを使用すると、サイズが小さいサッパにでも対応でき、またショートママカリサビキは全長が1.2mと取り扱いやすいので初心者にも適しています。シーズンとしては春が特におすすめで、この時期にはサッパも活性が高まります。釣果としては、時には他の魚種と合わせて、2匹のサッパを釣ることも可能です。さらに、調理法としてはから揚げや酢漬けにすると非常に美味しくいただけますので、釣りの楽しみが倍増します。
カレイ



浜名湖のカレイ釣りは、秋から春先にかけてがシーズンです。特に10月から12月にかけてマコガレイ、1月から3月にかけてイシガレイが狙い目となります。ポイントとしては、新居弁天海釣公園や弁天島海浜公園周辺、中之島・渚園、瀬戸水道などが挙げられます。これらの場所は足場が良く、初心者や家族連れにもおすすめです。特に航路筋はカレイが潜んでいる可能性が高いため、丁寧に探ると良いでしょう。仕掛けはカレイ専用の3本針仕掛けが定番で、針には派手な装飾が施されたものが効果的です。潮の流れが速い場所では、重めのオモリを使用しましょう。エサは青イソメや赤イソメなどの虫エサがおすすめです。アピール度を高めるために、房掛けにして針に数匹つけると良いでしょう。アタリがあってもすぐに合わせず、少し待ってから合わせるのがコツです。また、仕掛けを定期的に動かすことで、広範囲を探ることができます。近年では、ソフトルアーを使ったカレイングも人気があります。パワーイソメやアジング用のワームなどを使い、投げ釣りと同じように探ることで釣果が期待できます。
メッキ



浜名湖におけるメッキ釣りは、夏から秋にかけてが最盛期を迎えます。特に8月下旬頃から釣果が上がり始め、海水温が低下するまでの期間楽しめます。狙い目の時間帯は、朝夕のマズメ時で、夕方には活性が上がりやすい傾向があります。ポイントとしては、表浜名湖を中心に、河口付近や潮の満ち引きで海水が流れ込む場所が有望です。メッキは回遊魚であるため、活性の高い時間帯には積極的にポイントを移動し、広範囲を探るのがおすすめです。ルアーの選択は、状況に合わせて柔軟に対応しましょう。活性が高い時間帯には小型のペンシルベイトで表層を狙い、反応が鈍い場合は小型ミノーでトゥイッチを加え、水面直下をダートさせると効果的です。また、ワームを使った表層早引きも有効な手段です。水深が深い場所では、シンキングミノーやメタルジグで深場を探ると良いでしょう。浜名湖では、メッキ以外にもコチやヒラメなどが釣れる可能性もあります。様々な魚種が狙えるのも浜名湖メッキ釣りの魅力と言えるでしょう。
カワハギ



浜名湖でのカワハギ釣りは、特に夏から秋にかけてがベストシーズンです。中でも9月から10月は良型のカワハギが狙え、肝も大きくなるためおすすめです。主な釣り場としては、新居海釣り公園や網干場、砂揚場・浜名港などが挙げられます。新居海釣り公園のT字堤は特に人気で、足元から水深のあるポイントを狙えます。釣り方としては、仕掛けを底まで沈めて竿先を軽く動かしながらアタリを待ちます。カワハギは好奇心旺盛な魚なので、仕掛けを少し上下させて動きをつける誘い方も有効です。アタリがあれば素早くアワせるのが重要です。エサは、アサリの剥き身や青イソメが一般的です。アサリはカワハギの大好物ですが、針持ちが弱いため、青イソメも有効です。新居海釣り公園など流れが強い場所では、集魚効果のある撒き餌も効果的です。タックルは、堤防カワハギ専用ロッドや、穂先が細く感度の良いロッドを使用するのがおすすめです。リールはスピニングリール2000番~2500番が使いやすいでしょう。ラインはPEライン0.6号~0.8号がおすすめです。浜名湖のカワハギ釣りは、エサ取り上手なカワハギとの駆け引きが醍醐味です。色々な誘いを試して、ぜひ良型のカワハギを釣り上げてみてください。
コウナゴ
浜名湖では春の訪れとともにコウナゴ釣りが楽しめます。特に新居海釣り公園はコウナゴの群れを目の前に見ることができる好ポイントです。公園内の小島の南側も魚種が豊富で、コウナゴ狙いにも適しています。釣り方はサビキ釣りが一般的で、エサは不要です。小さなハリがたくさんついた専用の仕掛けを群れの中に投入するだけで簡単に釣ることができます。コウナゴは早朝に釣果が上がりやすく、4月下旬頃からゴールデンウィークにかけてが狙い目の時期です。サイズは指ほどの長さで、風が強い日は釣りが難しくなるので注意が必要です。釣れたコウナゴは、煮物やかき揚げ、佃煮などにして美味しくいただけます。また、コウナゴはメバル釣りの餌としても有効です。メバルを狙う際は、コウナゴを針に刺し、底から少し浮かせてタナを探ると良いでしょう。8~9号のメバル針に1.5~2号のハリスを使った3~4本針仕掛けがおすすめです。アタリがあれば大物のメバルの可能性があるので、慎重に釣り上げてください。コウナゴを針に刺す際は、口の先端に刺すと回転を防ぎ、ハリスの縮れを軽減できます。
ギマ
浜名湖では、梅雨の時期から夏にかけてギマ釣りが楽しめます。特に6月から7月にかけてがシーズンであり、早い時期には大型のギマが狙えるチャンスがあります。釣り方は手軽なちょい投げ釣りが主流で、砂地を好むギマを狙い、アオイソメなどの虫エサを使用します。食いが悪い時は、エサを多めに付けると効果的です。仕掛けは、キスやハゼ用の流線針を使った2本針仕掛けがおすすめです。ギマは歯が鋭いため、ハリスは2号以上の太さのものを選ぶか、補強しておくと安心です。海底から仕掛けが浮き上がる天秤を使うことで、海毛虫やメゴチなどの外道を避けやすくなります。タックルは、安価な万能竿とスピニングリールで十分対応できます。ギマは群れで行動するため、一度釣れ始めると連続で釣れることもあります。浜名湖SA下、都筑のカキ場跡、佐久米のワンドの中のカキ場横などが船釣りのポイントとして挙げられますが、陸っぱりからは砂地が狙い目です。ギマは引きが強く、魚体の割に強烈な引きを味わえるでしょう。また、捌きやすく、カワハギのように皮を剥いで調理できます。
マダカ



浜名湖でのマダカ(シーバス)釣りは、季節や場所によって様々なアプローチが可能です。一般的に夜釣りが有効で、特に日の出や日の入り前後の時間帯は活性が高まります。春と秋は40cm以上のサイズを狙いやすく、特に秋は高活性な個体が多く釣果が期待できます。春にはバチ抜けパターンも意識すると良いでしょう。釣り場としては、表浜名湖の今切口舞阪堤や中之島・渚園、都田川河口などが人気です。中浜名湖では村櫛漁港周辺の遠浅な海岸でウェーディングも楽しめます。奥浜名湖では瀬戸水道や舘山寺周辺が実績があり、夏から秋にかけて電気ウキ釣りがおすすめです。ルアー釣りでは、オールシーズン使えるシンキングペンシルのほか、バチ抜け時期にはスリムなシンキングペンシル、水温が高い時期には動きの速いミノー、水深がある場所ではレンジバイブやローリングベイトを使い分けるのが効果的です。ヒイラギパターンでは、シルエットが似たバイブレーションやメタルバイブレーションが有効です。エサ釣りでは、ウキ釣りが一般的で、電気ウキを使った流し釣りが有効です。
シロギス



浜名湖は、遠浅の砂地が広がるため、シロギス釣りの好ポイントとして知られています。手軽なちょい投げ釣りから本格的な投げ釣りまで、初心者からベテランまで楽しめるのが魅力です。釣期は比較的長く、早いところでは4月頃から12月頃まで狙えますが、特に5月から10月がベストシーズンと言えるでしょう。中でも、夏場の7月、8月は活性が高く数釣りが期待でき、秋の9月、10月は良型が狙えるチャンスです。釣り場としては、弁天島海浜公園や渚園、新居弁天海釣公園などが人気です。これらのポイントでは、砂浜や堤防から手軽に竿を出すことができます。釣り方としては、仕掛けを投入後、海底に着底したらゆっくりと仕掛けを引いてくるのが基本です。シロギスは動くエサに反応しやすいため、仕掛けを止めながら誘いをかけると効果的です。エサは、アオイソメやジャリメなどの虫エサが一般的ですが、虫エサが苦手な方は、疑似餌のパワーイソメもおすすめです。また、浜名湖は潮の流れが速い場所もあるため、釣行前に潮位や潮流を確認しておくと釣果が安定しやすいでしょう。安全に注意して、浜名湖のシロギス釣りを楽しんでください。
イセエビ


浜名湖でのイセエビ釣りは、9月中旬から5月中旬にかけて楽しめます。ただし、体の大きさが13cm以下の個体は資源保護のため、一年を通してリリースが義務付けられています。夜行性のイセエビを狙うため、夜釣りが基本となります。満潮時は活性が高まるため、潮の動きも意識しましょう。竿は短めの穴釣り用ロッドやバスロッドが適しており、リールはベイトリールまたは2500~3000番手のスピニングリールを使用します。ラインはPEラインの1~1.5号か、フロロカーボンの3~5号が良いでしょう。仕掛けは、専用の針仕掛けを用意します。丸オモリにウキゴムをクッションとして取り付け、道糸でサルカンとイセエビ針を接続します。針の数は3~5本が一般的です。エサは、アオイソメやゴカイなどの虫エサ、イカやサンマの切り身などを使用します。イセエビは警戒心が強いため、アタリがあってもすぐに合わせず、しばらく待ってからゆっくりと合わせるのがコツです。浜名湖の豊かな自然を守りながら、ルールを守ってイセエビ釣りを楽しみましょう。具体的なポイントについては、自然保護のため公にはされていません。
サバ



浜名湖では、春から秋にかけてサバ釣りが楽しめます。特に秋は大型のサバが狙えるシーズンで、9月頃には20cmを超えるサイズも釣れています。釣り場としては、奥浜名湖や新居の港、新居海釣り公園などが挙げられます。時間帯は、朝まずめと呼ばれる日の出前後の時間帯がおすすめです。釣り方としては、サビキ釣りが手軽で人気です。アミエビを撒き餌にしてサバを寄せ、ママカリサビキやアジマッチなどの仕掛けを使用します。サバが大きいと仕掛けが絡まりやすいので注意が必要です。ルアー釣りでは、レアリススピンやテトラワークスのビビ、メタルジグなどが有効です。表層をゆっくり巻いたり、メタルジグで少し深いレンジを狙ったり、ボイルが発生している場所を狙うなど、状況に合わせて探るのがポイントです。小型のメタルジグ(5~7g)やブレードジグも効果的です。また、アジングタックルに1.5g程度のジグヘッドとワームをセットして、ボトム付近を潮に流しつつアクションさせるアジングでもサバを狙えます。サバは良型が多く、アジングタックルで釣るとパワフルな引きを堪能できます。
カマス



浜名湖では、夏から秋にかけてカマス釣りが楽しめます。特に7月から11月にかけてがシーズンとなり、アジやサバ狙いの際に予期せず釣れることもありますが、積極的にルアーで狙うのも面白いでしょう。カマスはキラキラと光るものに反応が良いので、レアリススピン40SWなどのルアーが効果的です。狙い目のポイントは、浜名湖中央航路の41番ポールや44番ポール付近です。奥浜名湖にも回遊が見られ、新居海釣り公園も狙えるスポットとして知られています。浜名湖で釣れるカマスのサイズは30cm前後が一般的です。カマスは歯が鋭いため、釣りの際には仕掛けが切られることが多々あります。そのため、予備の仕掛けを多めに準備しておくと安心です。カマスはルアーに好反応を示すだけでなく、エサとなる小魚を追いかけて浅瀬に近づく習性もあるため、様々な釣り方で楽しめます。釣り上げたカマスは、塩焼きや干物にすると美味しくいただけます。
アオリイカ



浜名湖でアオリイカを狙うなら、エギングがおすすめです。春は大型、秋は数釣りが期待できます。釣り場は表浜名湖側の遠州灘に近いエリア、特に新居海釣り公園が足場も良くおすすめです。漁港も駐車場が広くアクセスしやすいでしょう。釣り方は、エギをキャスト後、底まで沈めてからロッドをシャクリ、エギを浮かせてフォールさせる動作を繰り返します。この時、足元まで丁寧に探ることが大切です。シャクリ上げた後のフォールでヒットすることも多いので意識しましょう。潮の流れが速い場所なので、緩い時間帯を狙うのがおすすめです。エギのサイズは秋なら2.0~2.5号、春なら3.0~3.5号が良いでしょう。カラーは緑系やケイムラ系、ナチュラル系を揃え、状況に合わせてローテーションさせることが重要です。アオリイカは同じカラーに慣れてしまうため、こまめなカラーチェンジが釣果アップに繋がります。雨のタイミングや、表層に小魚が多い状況もチャンスです。
ハゼ



浜名湖でのハゼ釣りは、特に8月から10月にかけてのシーズンが最盛期で、この期間には40gから70gオーバーのサイズが期待できます。釣り方の選択肢は豊富で、ウキ釣りやチョイ投げ釣りが一般的です。ウキ釣りでは、浅場からカケアガリまでも探ることができ、個体を見つけて狙う楽しさもあります。一方、チョイ投げは晩秋に効果的で、岸近くから沖まで広範囲をカバーできます。また、最近人気を博しているハゼクラでは、クランクベイトを使って新しい釣りの魅力を体験できます。釣りを開始する際は、軽くリールを投げて糸を張ってアタリを待つのが基本です。食いが悪い時は、リールを少しずつ巻くことで誘いをかける方法も有効です。そして、釣りに使うエサとしては赤イソメや青イソメが特におすすめで、食いつきが良いです。釣具については、2.7m程度の竿に小型リールをつけた仕掛けが扱いやすく、針は7号から9号程度が良いでしょう。浜名湖の豊かな自然の中で、さまざまな方法を試しながら多彩なハゼ釣りを楽しんでみてください。
カサゴ



浜名湖でのカサゴ釣りは、新居海釣り公園や網干場、舞阪港周辺などが主要なポイントとなります。カサゴは岩礁帯や消波ブロックの隙間、堤防の壁際など身を隠せる場所を好むため、これらの構造物周辺を重点的に狙うことが重要です。釣法としては、ブラクリ仕掛けを使った穴釣りが最も効果的で、オキアミやアオイソメ、イカの短冊などを餌として使用します。仕掛けを底まで確実に沈め、カサゴの目の前に餌を届けることがコツです。ルアー釣りでは、軽めのジグヘッドにワームを組み合わせ、海底をゆっくりと引きずるように誘います。浜名湖のカサゴは通年狙えますが、特に冬季は良型が期待でき、脂の乗った美味しい個体が釣れます。釣れるサイズは10センチから20センチ程度が中心で、25センチを超える個体は貴重です。同じポイントで粘るよりも、反応がなければ積極的に場所を移動する方が釣果向上につながります。
アイナメ


浜名湖でアイナメを狙う場合、基本的な釣り方は他の地域と同様に、岩礁帯を意識した探り釣りが有効です。アイナメはイソメや甲殻類、小魚などを好んで捕食するため、これらの餌を模した仕掛けで海底付近を探るのがおすすめです。浜名湖では特に、カサゴ釣りの際にアイナメが釣れるケースも見られるため、カサゴを狙うタックルを流用することも可能です。具体的には、海底が岩場になっているような場所を重点的に狙い、餌が海底でゆらゆらと動くように工夫することが重要です。ハリスを長めに取ったり、仕掛けを軽くシャクったりすることで、アイナメの食い気を誘います。アタリがあったら、すぐに合わせるのではなく、少し送り込んでからしっかりとアワセを入れると、フッキング率が向上します。浜名湖内湾の防波堤やテトラポットの際、潮通しの緩やかな磯場などがポイントとして挙げられます。根掛かりしやすい場所でもあるので、予備の仕掛けを多めに用意しておくと安心です。弁天島釣りセンター周辺もアイナメが釣れる可能性のあるエリアとして覚えておきましょう。
メジナ



浜名湖でメジナを狙う場合、外海に面した釣り場だけでなく、比較的穏やかな堤防や網干し場なども有望なポイントとなります。釣り方は、ウキを使った釣りが一般的で、延べ竿でのシンプルな仕掛けから、フカセ釣りまで幅広く対応できます。延べ竿を使用する場合は、アミエビをコマセとして撒き、メジナを足元に寄せて釣るのが有効です。フカセ釣りでは、円錐ウキや小型のアタリウキを使い分け、状況に応じてタナを調整することが重要です。また、全遊動仕掛けも食い渋りのメジナに効果的な場合があります。餌は、アミエビやオキアミが定番ですが、メジナの活性が低い時には、コーンなどを試してみるのも良いでしょう。時期としては、朝夕のマズメ時や、潮の流れが緩やかになる小潮時が狙い目です。特に夕マズメは釣果が期待できます。浜名湖海釣り公園ではダンゴ釣りも有効で、冬場はダンゴにアミエビを混ぜずにコーンやあんことして使うのがおすすめです。メジナは賢い魚なので、状況に合わせて仕掛けや餌を工夫することが釣果アップにつながります。
アジ



浜名湖でアジを狙うには、アジングとサビキ釣りが有効です。アジングでは、小型のワームをジグヘッドにセットし、フォール中のアタリを意識しながら誘うのがコツです。特にアミパターンと呼ばれる状況では、1~2インチの細身でクリアやグロー系のワームが効果を発揮します。ジグヘッドの重さは0.2g~0.6gを基本とし、風の強さや潮の流れに合わせて調整しましょう。活性の高い時はタダ巻きでも釣れますが、アクションを加えることでさらに釣果が期待できます。夜釣り、特に常夜灯周りはアジが集まりやすくおすすめです。一方、サビキ釣りではアミエビにシラスを混ぜてコマセにすると効果的です。小型の袖針を使ったサビキ仕掛けで手軽に楽しめます。浜名湖ではオールシーズンアジが狙えますが、特に秋から冬にかけてがベストシーズンです。春は豆アジ、夏は少しサイズが上がり、秋には15~20cm程度のアジが数多く釣れます。冬は深場に移動する傾向があるため、ジグヘッドを重くする必要があります。潮の満ち引きも重要で、満潮前後の潮が動いているタイミングが釣りやすいでしょう。新居海釣り公園や浜名港砂揚場などが実績の高いポイントです。夜間は集魚灯があると、よりアジを集めやすくなります。
メバル



浜名湖でのメバル釣りは、春の2月後半から4月にかけてが最も好調な時期となります。夜行性の習性を活かしたナイトゲームが効果的で、常夜灯周辺に集まる小魚やアミを狙って浮上してくるメバルを表層付近で狙うのが基本戦略です。新居海釣り公園のT字堤防や弁天島海浜公園の常夜灯周辺、網干場の岩礁帯などが実績の高いポイントとして知られています。タックルは6から7フィート程度のメバリング専用ロッドに2000番台のスピニングリール、ラインは3から4ポンドのナイロンまたはフロロカーボンが扱いやすいでしょう。ルアーは0.8から1.5グラムのジグヘッドに1.5から2.5インチのワームを組み合わせ、ゆっくりとしたリトリーブで誘います。クリア系カラーのワームが効果的で、反応が薄い場合は小型のハードプラグも試してみる価値があります。日中は岩陰や藻場の暗がりを重点的に探り、夜間は明るい場所を中心に攻めることで釣果アップが期待できます。
マダコ


浜名湖では、初夏から秋にかけてマダコ釣りが楽しめます。特に秋は大型が期待できるシーズンです。表浜名湖エリアは有望な釣り場ですが、立ち入り禁止区域には注意が必要です。夜行性のマダコを狙うなら夜釣りがおすすめです。朝方も活発にエサを捕食するため狙い目となるでしょう。日中は岩陰などに隠れていることが多いので、壁際や障害物周りを重点的に探りましょう。釣り方は、仕掛けを底まで沈めてゆっくりと海底をズルズルと引くのが基本です。タコが食いついて重みを感じたら、力強くアワセを入れて一気に巻き上げましょう。浜名湖のマダコはエビやカニを好んで食べるため、濃厚な味わいが特徴です。タックルは、パワーのあるロッドにスピニングリール(3000~4000番)またはベイトリールを組み合わせ、PEラインを使用します。エギやタコテンヤは、派手なカラーリングでラバーやラトル音などのアピール力が高いものを選びましょう。浜名湖新居海釣公園では、泳がせ釣りでヒラメやクエを狙っている際にマダコが釣れることもあります。イワシを餌にした泳がせ釣りも有効な手段です。
コノシロ



浜名湖でのコノシロ釣りは、新居海釣り公園が代表的なポイントとして知られています。春から初冬にかけてが好シーズンで、特に気温が上がってくる時期には良いサイズの個体が期待できます。釣法はサビキ仕掛けが基本となり、コノシロの口のサイズに合わせて4号から5号程度の針を選択するのがコツです。一般的なアジ用のサビキ仕掛けでも対応可能ですが、ターゲットが大きめなので針のサイズには注意が必要です。群れが接岸してくれば連続してヒットすることも多く、引きの強さも楽しめる魚種です。釣り上げたコノシロは小骨が多いものの、酢で締めることで美味しく食べることができます。冬場に釣れる個体は特に脂が乗って美味とされています。浜名湖という汽水域の環境を活かし、手軽に楽しめる釣りものとして人気があります。
イシダイ



浜名湖におけるイシダイ釣りは、主に今切口や舞阪堤などの堤防や浜名湖内がポイントとなります。イシダイは外海の荒磯に生息するイメージが強いですが、浜名湖でも比較的浅い場所で狙えるのが魅力です。特に初夏にあたる6月頃は、サンバソウと呼ばれるイシダイの幼魚を陸から手軽に狙うことができます。エサは、オニヤドカリやアケミ貝、カラス貝など、浜名湖で採取できるものが有効です。その他、アオムシやイワガニなども実績があります。イシダイは警戒心が強く、アタリがあってもすぐにアワせず、食い込むのを待つことが重要です。本格的な磯釣りのタックルではなく、投げ釣り用のロッドやシーバスロッドなどでも代用可能です。リールはスピニングリールを使用し、ラインはナイロンの3〜5号程度、ハリスはフロロカーボンの2〜4号程度を選ぶと良いでしょう。ただし、浜名湖に生息するイシダイは、大型の成魚というよりは小型のものが中心となるため、タックルもそれに合わせてライトなものを選ぶのがおすすめです。また、根がかりに注意し、仕掛けは複数用意しておくと安心です。
ソイ

浜名湖におけるソイ釣りは、ロックフィッシュゲームとしてカサゴ狙いの延長で楽しむことができます。ソイはメバルの仲間で、初夏から水揚げが増え始め、浜名湖の市場を賑わせています。特にムラソイなどが期待でき、カサゴと共通の釣り方で狙うことが可能です。ソイは根魚なので、テトラポットや堤防といったストラクチャー周りがポイントとなります。ルアーはシャッド系やホッグ系ワームをテキサスリグなどでボトム付近を探るのが有効でしょう。カサゴと同様に、ボトムを意識したリフト&フォールやスイミングで誘いをかけるのがおすすめです。ソイは夜行性なので、夜釣りが基本となりますが、夕マズメ時もチャンスです。また、ソイは刺身や唐揚げ、煮魚など様々な調理法で美味しく食べられるため、釣って楽しい、食べて美味しいターゲットと言えるでしょう。浜名湖の防波堤でメバル釣りの次に人気があることからも、手軽に楽しめるターゲットであることが伺えます。
ショゴ


浜名湖でのショゴ釣りは、特にカンパチの幼魚を狙う楽しいアクティビティです。この地域ではショゴという呼称が一般的で、新居弁天海釣公園などのポイントが特に人気です。釣り方としては、ちょっとした投げ釣りとルアーが効果的です。ルアーにはデュエルのブランカ12gが実績を上げているので、これを使用すると良いでしょう。また、テクニックとしては、比較的スローなリトリーブ方法が適しています。底付近を意識し、軽くしゃくって止めることで、ショゴの興味を引くことができます。応用として、駆け上がりの近くで動きを速めてみると、より効果的です。浜名湖では、30センチ前後のサイズのショゴが釣れることが多く、今切ショップ周辺のT字型堤防もブリの子を狙うための良いスポットです。釣果を上げるためには、根がかりを避けつつ、しっかりとしたタックルでネチネチと攻める姿勢が求められます。ショゴ釣りを楽しむ際は、これらのポイントを意識してみてください。
コウイカ



浜名湖でのコウイカ釣りは、特に春と秋がおすすめです。春には大型のコウイカが釣れるため、特に注目したいシーズンとなります。一方、秋は数釣りが楽しめる時期です。釣り方については、フリーリグを使った方法が人気で、アオリイカ用のエギやエサ巻きエギ、タコスッテも活用できます。キャスト後は、海底をシェイキングしながら移動させ、アタリを待つスタイルが効果的です。特に、コウイカが底を這う動きに合わせて釣ることで、より多くの反応が得られます。有効な仕掛けとしては、エギのサイズは春が3.0~3.5号、秋は2.0~2.5号がおすすめです。さらに、PEラインとフロロカーボンリーダーを組み合わせることで、釣りの精度が向上します。釣りのポイントとしては、表浜名湖側の遠州灘寄りが良いとされています。新居海釣り公園や湖西市の漁港は、駐車場やトイレが整備されているため、特に便利な釣り場です。夜間には集魚灯を使ったり、外灯下での待機も効果的です。これにより、より多くのイカを引き寄せることができます。釣果は日によって使うカラーが変わるため、複数の色のルアーを準備しておくと良いでしょう。コウイカの産卵期には、2匹で行動することもあるため、群れを狙うことも意識したい作戦です。楽しい釣りを通じて、浜名湖の自然を楽しみつつ、多様な調理法でコウイカを味わいましょう。
イワシ



浜名湖でのイワシ釣りは、特に初夏の4月から6月にかけて活発な回遊が見られます。この時期に釣りを楽しむには、最もポピュラーな方法であるサビキ釣りが適しています。6月以降は特に「下カゴ式」と呼ばれる仕掛けが効果的で、針に魚皮を付けたタイプのサビキにコマセカゴを装着し、アミエビを利用して誘います。餌としてはアミエビが主流ですが、ゴールデンウィークから5月の中旬までは小型のイワシがよく釣れるため、針のサイズ選びが重要です。この期間には3号の針を使用することをお勧めします。また、6月以降はチューブタイプのアミエビも手軽に使えるので、釣りのスタイルによって使い分けるといいでしょう。釣りの場所としては新居海釣公園が有名ですが、周囲の情報を集めながら、自分に最適なポイントを見つけることが釣果に結びつきます。早朝や夕方の時間帯を狙うと、より多くのイワシに出会えるチャンスがあります。浜名湖の穏やかな水面で、心地よいリズムの釣りを楽しんでみてください。
クロダイ



浜名湖におけるクロダイ釣りは、季節や場所によって異なるアプローチが可能です。春先には、クロダイの幼魚であるチンタが狙えます。秋から冬にかけては、特にちょい投げ釣りが有効で、都田川などの奥浜名湖エリアから、魚が集まる今切口周辺などの表浜名湖エリアへポイントが移ります。具体的な釣り場としては、今切口舞阪堤や弁天島海浜公園といった定番のスポットに加え、新居海釣り公園や渚園キャンプ場周辺も有望です。航路沿いや、浜名湖大橋付近、舘山寺エリアなども狙い目となります。新居弁天海釣公園では、エサ釣りでクロダイを狙うことができます。テキストに詳細な釣り方や餌の記述はありませんが、一般的なクロダイ釣りと同様に、ウキ釣りや落とし込み釣りが考えられます。ウキ釣りではオキアミ、落とし込み釣りではカニやイソメ類などを使用し、クロダイの潜むタナを探ることが重要です。浜名湖の地形変化や潮の流れを考慮し、効果的なポイントを見つけることが釣果を上げるための鍵となります。
キビレ



浜名湖はキビレ釣りの好ポイントとして知られています。特に春先から晩秋にかけてが狙い時で、湖内の様々な場所で釣果が期待できます。都田川のような河川の河口部ではルアー釣りが人気で、アングラーたちがキビレを求めて集まります。また、渚園キャンプ場や内山海岸エリア、村櫛海水浴場周辺といった湖岸沿いのポイントもキビレの生息地として知られています。具体的な釣り方としては、与えられた情報から推測すると、クロダイ釣りの方法が応用できるでしょう。ルアーフィッシングでは、キビレの好奇心を刺激するようなポッパーやペンシルベイトを使ったトップウォーターゲームがおすすめです。また、ジグヘッドにワームをセットして海底をズル引きする釣り方も有効です。底に生息するカニなどの甲殻類をイメージしながら、ワームを動かすスピードに変化をつけると良い結果に繋がるかもしれません。浜名湖でキビレを狙う際は、これらの情報を参考に、ぜひ様々なポイントを試してみてください。
関連リンク
- ExtremeFishingGuideService
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浜名湖内のシーバス・クロダイ・キビレ。浜名湖沖、遠州灘でのジギング、キャスティングなど。
- 高橋貸船店
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浜名湖内レンタルボート。要免許。
- フィッシングガイドTRUST
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キハダマグロ、カツオ、シイラ、深海、中深海など。
- 隆栄丸
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浜名湖沖近場赤ムツ五目、アマダイ五目、ヒラメ五目、マダイ、ワラサ、イサキなど。
- 黒船屋
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遠州灘キャスティング、ジギング、タイラバなど。
- 東京屋
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貸し舟(要免許)、仕立て船。キス、マゴチ、キビレ、マダカなど。
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