北海道は積丹半島で岸からのメタルジグを使ったルアーフィッシング（＝ショアジギング）が楽しめる釣り場をいくつかピックアップしてみました。ショアジギングというと全国的には青物（ブリ）というイメージが強いですが、サクラマス、ヒラメ、ホッケなんかもメタルジグで狙うことが可能です。
古平川河口
積丹半島には、ショアジギングに適した魅力的なポイントがあります。
まずは古平町に位置する古平川河口です。河口規制はなく、春のシーズンにはサクラマス釣りが盛んです。河口付近の深みで狙ってみてください。
野塚海岸
野塚海岸は北海道積丹郡積丹町に位置し、自然豊かな風景に囲まれた素晴らしい釣りスポットです。ここには、道営野塚野営場というキャンプ場が併設されており、泊まりがけでの釣りを楽しむことができます。釣り場では、ホッケやマガレイ、スナガレイ、カワガレイ、カジカ、ヒラメ、アメマス、サクラマスなど、さまざまな魚が釣れるのが魅力です。
ルアーフィッシングも人気で、冬から春にかけてミノーやメタルジグを使い、海アメや海サクラを狙う釣り人が多くみられます。春から秋の期間にはヒラメも狙うことができ、非常に楽しめる釣り場です。
野塚野営場には駐車場やトイレの設備も整っており、利便性も思いやりがあります。ただし、夏の時期には海水浴客で賑わうため、混雑に注意が必要です。釣りを始める前に、是非とも野塚海岸を訪れてその魅力を体感してみてください。
沼前岬
沼前岬は、北海道の積丹郡積丹町と神恵内村の境に位置する美しい岬です。このポイントはアクセスが少々面倒ですが、ブリが回遊することで知られています。釣りを楽しむには、神恵内村側の積丹トンネル入口近くから徒歩で入り、先端まで約30分以上の道のりを歩く必要があります。途中には渡船が必要な部分もあるため、事前に注意が必要です。
潮通しが良ければショアジギングなどのルアーフィッシングでブリも狙うことが可能です。釣りをする際は、荷物を軽く持ち、しっかりとした装備を整えることが重要です。沼前岬は、静かな自然の中で釣りを楽しむには絶好のスポットと言えるでしょう。
兜千畳敷
積丹半島の泊村に位置する兜千畳敷は、人気の高い地磯釣り場です。ショアジギングでは、春にサクラマス、夏秋にブリが狙え、ホッケの魚影も濃いことで知られています。磯場としては恵まれているため、旧兜トンネルの南側入口横から入磯でき、トンネル手前には駐車場や公衆トイレが備わっています。
先端部付近の足元は水深があり、ウキ釣りやメタルジグなどを使ったルアーフィッシングでホッケを狙うことができます。時には群れが寄ると百匹を超える数釣りが楽しめます。また、ルアーではソイなどのロックフィッシュやサクラマスも狙えます。
夜になるとマイカが狙え、夏場にはブリの回遊も見られるため、ショアジギングも楽しめます。ただし、海が荒れると波を被ることがあるので、ライフジャケットの着用など安全対策を徹底することが重要です。また、付近には熊が出没することもあるため、注意が必要です。
北海道の釣り場＆釣果情報
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