寺部港の釣り場情報

寺部港でのカレイ釣りは、特に堤防やその近くの砂浜で楽しむことができます。釣りを始める際は、まず適切な道具を準備しましょう。投げ釣りが一般的で、沖に向けて仕掛けを投げることで良い成果が期待できます。カレイは底にいる魚なので、しっかりと遠投することがポイントです。

餌には主にイソメを使用し、適当なサイズにカットして仕掛けに取り付けます。房掛けもよいぞ。この季節は特に夏から秋にかけて活発に釣れ始めるため、その時期を狙うと良いでしょう。釣りをしながら周囲の状況を観察し、潮の流れや風の向きなどを見極めることも重要です。

また、カレイは食いつきが良い魚ではあるものの、根がある手前での釣りは避け、少し遠くを狙うことでより効果的な釣果が期待できます。穏やかな海での釣りを楽しみながら、カレイを狙ってみてはいかがでしょうか。

寺部港でカサゴを狙う際は、岩礁に棲息する特性を考慮して根掛かり対策を意識することが大切です。この漁港は地元の人々に利用される静かなスポットで、釣り場はあまり水深がなく、多様な魚が釣れる魅力があります。

カサゴを釣る方法としては、探り釣りや投げ込み釣りが有効です。探り釣りでは、長めの竿を使用して岩礁の隙間や海底を丁寧に探ると良いでしょう。エサにはアオイソメやサンマの切り身が効果的です。仕掛けを投入したら、海底付近まで落とし、アタリを感じたら素早くアワセることが重要です。

投げ込み釣りでは、胴突き仕掛けを用いて、オモリを捨てイトで接続しておくと根掛かりを減らせます。エサにはイソメや塩漬けのサンマを使い、アタリがあればしっかりと合わせて魚を引き上げると良いでしょう。夜間釣行では、ウキ釣りやルアーフィッシングも効果的で、カサゴを狙うことができます。

寺部港では、5月から9月にかけてシロギス釣りが楽しめます。主なポイントは寺部港周辺、特に港の西側に広がる砂浜ですが、このエリアは根が多いため注意が必要です。また、少し足を伸ばして知柄漁港近くのポイントもおすすめです。この周辺の石積みの右側には小規模な砂浜が広がっており、シロギスの他にハゼも狙うことができます。仕掛けは、手軽なチョイ投げ仕掛けが適しています。市販されているオモリとセットになったものや、キス専用の仕掛けを利用すると良いでしょう。寺部港周辺は比較的浅い砂地が広がっているため、遠投する必要はありません。潮の流れを意識しながら、海底を探るようにゆっくりと仕掛けを引いてくるのがポイントです。天候が悪く、海が荒れている時はシロギスの活性が下がるので、釣りを控えた方が良いでしょう。

寺部港でのハゼ釣りは8月から10月にかけてが最盛期となり、特に9月には一日で100匹を超える釣果も期待できる人気の釣り場です。釣り場は堤防周辺や港内の船舶が係留されているエリア、さらに港に隣接する砂浜部分が主なポイントとなります。仕掛けは市販の胴突き仕掛けや軽い投げ釣り仕掛けが効果的で、餌には細めの青虫を使用します。ハエ竿のような繊細な竿を使うことで、小型のハゼでも十分な引きを楽しむことができるでしょう。釣りのタイミングとしては、潮が上昇する時間帯が狙い目で、約2時間程度の短時間勝負となることが多いです。潮の動きが鈍くなると魚の食いも落ちるため、潮汐表を確認して釣行することをお勧めします。なお、港内には多くの船が停泊しているため、仕掛けが絡まないよう注意深く釣りを行い、漁業関係者の作業の妨げにならないよう配慮することが大切です。

寺部港は、キスやハゼといった魚種に加え、クロダイも狙える魅力的な釣り場です。クロダイを狙う際は、市販の胴突き仕掛けやチョイ投げ仕掛けを用いるのが一般的です。特に、港の壁際を探り歩くことで、クロダイに出会える可能性が高まります。クロダイは海底の岩陰や砂地を好むため、壁際に沿って丁寧に探ることが重要です。クロダイは一年を通して釣れますが、特に春先の産卵期や、秋口から晩秋にかけてが狙いやすいシーズンです。早朝や夕暮れ時はクロダイの活性が高まるため、この時間帯を狙うのも効果的です。寺部港は比較的浅い水域であるため、夜間には浅瀬までクロダイが上がってくることもあります。釣りの際は、前日の雨による急な水温変化に注意し、風速や波の高さなど、天候にも注意を払いましょう。安全に配慮しながら、寺部港でのクロダイ釣りを楽しんでください。