興部漁港の釣り場情報

興部漁港は、9月から11月頃にかけてサケ釣りの好ポイントとして知られ、シーズン中は賑わいを見せます。主な釣り方は、ウキ釣りやウキルアーで、身エサを使用するのが一般的です。漁港周辺の海岸でもサケを狙うことができますが、隣接する興部川河口には5月1日から12月10日まで河口規制が設けられており、左右500mの範囲では釣りが制限されるため注意が必要です。規制を避けるには、東側に位置する藻興部川河口がおすすめです。興部漁港自体は大きな港ではありませんが、規制エリアを把握し、適切なポイントを選ぶことで、サケ釣りを楽しむことができるでしょう。

興部漁港では、探り釣りでガヤ（エゾメバル）を狙うことができます。この漁港は大きな港ではありませんが、様々な魚種が釣れることで知られています。特にガヤは、北海道のライトゲームではお馴染みの魚であり、比較的容易に釣れるため、初心者にもおすすめです。

具体的な釣り方としては、テトラポッド周りや岸壁沿いを丁寧に探るのが効果的です。小型のワームやソフトルアーを使用し、海底付近をゆっくりと探ることで、ガヤのアタリを捉えやすくなります。漁港内は常夜灯がある場所も多いため、夜間でも比較的釣りやすいでしょう。

ただし、漁港内は漁業関係者の作業場所でもあるため、邪魔にならないように注意し、安全に配慮して釣りを楽しみましょう。また、ゴミは必ず持ち帰り、美しい釣り場を守るように心がけましょう。