ウキの種類
棒ウキ
字のごとく棒状のウキの総称。
円錐ウキよりも感度がよく防波堤や小磯から黒鯛、ウミタナゴ、メバルなどを釣る時によく使われる。
円錐ウキ
円錐型のウキの総称。
ミチイトをウキの内部に通す3の中通しタイプとウキの底部に環が付いている④の環付きタイプがある。
波風に強く磯のメジナ釣りではたいていこのウキが使われる。
玉ウキ
固定式の丸いウキ。非常に安価で、ハゼやウミタナゴなどの小物釣りによく使われる。
シモリウキ
中通し式の小型ウキで、これを何連にも連ねて作るシモリ仕掛けとしてハゼやサヨリ釣りで使用される。
発泡ウキ
発泡素材で作られたウキ。
プラスティックや木に比べ軽いので、仕掛け自体が重いカゴ釣りや泳がせ釣りでよく使われる。
電気ウキ
リチウム電池とLEDが中に入っていて、灯りがつく夜釣り用のウキ。
電気ウキでなくとも発光体が差し込めるタイプのウキもあり、別に発光体を購入すれば夜釣りに対応できる。
水中ウキ
負の浮力を持っておりウキというよりはオモリのようなもので、円錐ウキなどの他のウキと組み合わせて使う。
表層と中層で潮の流れが違っている時などに仕掛けをスムーズに流すために使われる。
アタリウキ
アタリを取ることに特化したウキで、飛ばしウキと組み合わせて使うのが普通。
基本的な仕掛け
固定式
ミチイトにゴム管を通したらサルカンに結び、サルカンのもう一方にハリスを結ぶ。
ウキ下を決めたらゴム管にウキを差し込め、浮力にあったオモリを打てば完成。
遊動式
固定式では竿の長さよりも深いところは攻められないので、深場を攻めたいときは遊動式にする必要がある。
ミチイトにシモリ玉と遊動式のウキを通してサルカンに結べば後は固定式と変わらない。
ウキの位置はウキ止め糸を、ミチイトに結びつけて決める。
ウキ止めの位置をずらせばタナは自由に調整することができる。