岸から釣れる代表的な回遊魚の一つであるソウダガツオだがよく知られているように丸ソウダと平ソウダの二種類がいる。
よく似ているのだが、まずその名前の通り丸ソーダは断面が丸みを帯びており、平ソウダは平たい。
もっとも確実な見分け方は硬い鱗で覆われている胸甲部と呼ばれる部分が、平ソウダでは第一背鰭と第二背鰭の間で急激に細くなるのに対して丸ソウダでは徐々に細くなっていき後方にまで達する(写真参照)。
ちなみにヒラソウダが美味だとされるのに対してマルソウダは血合いが多くまずいとされる。
両種とも痛みが早いため食べるなら釣れたらすぐ血抜きして内臓を取りクーラーで保存した方がよい。
関東の陸っぱりでは7月~10月頃までカゴ釣り、ジギング、弓角などで狙うことができる。