北陸地方の釣りシーズン、全10魚種の釣れる時期

新潟県、富山県、石川県、福井県の釣りシーズンをまとめてみました。

  1. アジ
  2. メバル
  3. クロダイ
  4. キジハタ
  5. マダイ
  6. シーバス
  7. サワラ
  8. ブリ
  9. アオリイカ
  10. サクラマス

北陸釣りシーズンイメージ

アジのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
31 19 47 87 100 97 87 62 58 68 59 45

北陸地方のアジは、下越、中越、上越、寺泊、新潟東港、寺泊港、能登半島、直江津港、直江津、能登島、越前海岸など、沿岸各地で釣ることができます。アジは群れをなして回遊する魚で、虫餌やサビキ仕掛け、ジグヘッドに付けたワームなどに食いつきます。

春が特にハイシーズンで、新潟などでは30㎝オーバーの尺アジクラスも期待できます。

アジは引きが強く、手軽に楽しめる魚種です。群れに当たれば、初心者でも簡単に釣ることができます。しかし、アジは警戒心が強く、スレやすいので、静かに釣りをすることが大切です。

メバルのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
57 50 98 100 82 37 39 33 17 18 18 48

北陸地方は、寺泊周辺、能登半島、越前海岸、富山湾などの海域においてメバルの好漁場として知られています。メバルは、冷たい水温を好む根魚で、岩礁帯やテトラポット周りなど、障害物の多い場所に生息しています。

メバルは主にエサを待ち伏せして捕食する魚で、小魚やエビなどの甲殻類を好んで食べます。釣りでは、エサ釣りやルアー釣りで狙うことができます。エサ釣りでは、サビキ仕掛けや胴突き仕掛けに小魚やエビを付けて、障害物の周りを探ります。ルアー釣りでは、ジグヘッドリグにワームやミノーをセットして、障害物周りをキャストして誘います。

メバルは夜行性で、特に夜間に活発に活動します。また、産卵期は冬から春にかけてで、この時期は浅場に移動してきます。そのため、産卵期には浅場の障害物を狙うのが有効です。

クロダイのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
22 12 41 53 100 68 71 76 50 61 44 32

北陸地方は、クロダイ釣りの好適な場所が点在する地域です。能登半島や能登島などの日本海に面した沿岸部が知られていますが、新潟東港や直江津港などの港湾部でも釣果が期待できます。クロダイは、岩礁帯や防波堤など、ストラクチャーの近くを好む性質があります。また、エサとしてはエビやカニなどの甲殻類や、ゴカイなどの多毛類が効果的です。

釣り方は、投げ釣りやぶっこみ釣り、ウキ釣りなどがあります。投げ釣りでは仕掛けを遠くまで投げて海底まで沈ませ、ぶっこみ釣りでは仕掛けを足元に落として待ちます。ウキ釣りでは、ウキを浮かべて仕掛けを棚に合わせて釣ります。また、七尾湾などではチニングと呼ばれるルアーフィッシングで狙うアングラーも存在します。

キジハタのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
8 7 12 11 32 68 100 89 72 53 25 14

キジハタは、北陸地方で人気のターゲット魚で、中越、下越、寺泊、上越、敦賀、能登半島、富山湾、佐渡島、直江津など、多くの釣り場で釣ることができます。

キジハタは、岩礁帯や根回りなどに生息するロックフィッシュで、底付近でエサを待ち伏せしています。エサは主に甲殻類、小魚、イカなどです。

キジハタの引きは強く、食べても脂が乗っていて美味しい魚です。また、刺身、煮付け、塩焼きなど、様々な料理に利用できます。

マダイのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
20 11 24 48 100 65 49 56 56 57 47 26

北陸地方は、マダイ釣りの豊かな漁場として知られています。新潟県の直江津沖、、福井県の敦賀沖、三国沖、多くの沿岸地域でマダイが釣れます。。新潟県の一部や佐渡島では、船釣りだけでなく、岸からでもマダイを狙うことができます。

船釣りでは、コマセ釣り、タイラバ、ジギング、オカッパリではフカセ釣りやカゴ釣りなどです。マダイは引きが強く、大型魚になると重量感のあるファイトが楽しめます。

マダイの産卵期は5~6月頃で、この期間は浅場に移動して産卵を行います。そのため、産卵期のマダイは浅場のポイントでよく釣れます。また、マダイは群れで行動することが多いため、釣果が安定しやすいのも特徴です。

シーバスのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
18 5 17 31 68 100 89 58 49 91 81 44

北陸地方のシーバスは、日本海に面した河川や沿岸域で広く生息しています。主な釣り場は、下越の阿賀野川、九頭竜川、大野川、能登半島、河北潟、神通川などです。

シーバスは非常に警戒心の強い魚で、ベイトフィッシュを追って捕食する傾向があります。そのため、ルアーをベイトフィッシュに似せて使うことが重要です。また、シーバスは夜行性の魚なので、夕暮れから夜にかけてが釣果が上がりやすいです。

シーバスを釣る主な方法は、ルアーを使ったルアーフィッシングです。ルアーには、ミノー、バイブレーション、シンキングペンシルなど、さまざまな種類があります。ルアーをキャストして、ベイトフィッシュが泳ぐレンジを探りながらリトリーブします。

シーバスは引きが強く、釣趣のある魚です。初心者でも比較的容易に釣ることができますが、大物を狙うにはテクニックと経験が必要です。北陸地方のシーバス釣り場は豊富で、初心者からベテランまで楽しむことができます。

サワラのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
32 14 61 83 22 30 34 15 36 100 72 49

日本海に面した北陸地方では、サワラやサゴシがターゲットとなる好ポイントが点在しています。新潟東港、敦賀新港など、沿岸に位置する港湾や漁港は、サワラをターゲットにするのに適しています。サーフと呼ばれる海岸線でも、回遊経路に当たる場合にサワラが狙えます。

サワラは、細長い魚体で青緑色の背と銀色の腹を持つ大型魚です。回遊魚であり、春から秋にかけて北上する個体が多いとされています。主に小魚を捕食しており、その活発な動きから「海の狼」とも呼ばれます。

サワラの釣り方には、ジギングやキャスティングなどのルアーフィッシングが一般的です。ルアーには、金属製のジグやミノーが有効で、サワラの回遊経路を予測しながらキャストして狙います。また、餌釣りでは、生きた小魚やサバの切り身などが使用されます。ただし、サワラは非常に鋭い歯を持つため、釣り上げた際は注意が必要です。

ブリのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
33 17 17 43 100 76 40 34 45 81 94 81

ブリは船釣りで狙える他、イナダ~ワラササイズならショアからも釣ることができます。

ブリは大型回遊魚で、日本海側に広く分布しています。春から初夏にかけて産卵のために沿岸に近づき、その時期が最も釣りやすいシーズンです。

アオリイカのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
2 1 1 2 13 9 5 21 100 82 32 7

北陸地方では主に秋に、能登半島、越前海岸、笹川流れ方面など各地でアオリイカを狙うことができます。

アオリイカは、主にエギングというルアー釣りで狙います。エギと呼ばれる擬似餌を投げ込み、アオリイカの捕食本能を刺激して釣ります。エギは様々な色や形状があり、イカの好みに合わせて選択することが重要です。アオリイカの生態としては、群れで行動する習性があり、産卵期には浅場にやって来ます。主に甲殻類や小魚を捕食し、夜間に活発に活動します。サイズも大きいものが釣れ、釣り味も抜群です。

サクラマスのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
12 31 83 100 81 22 10 7 9 7 4 1

北陸地方では、犀川、九頭竜川、手取川をはじめとした河川でサクラマスを釣ることができます。サクラマスは、サケ科の魚で、海から川を遡上して産卵を行います。遡上時期は地域によって異なりますが、一般的に春先から初夏にかけてがシーズンです。

サクラマスの釣り方は、主にルアーフィッシングとフライフィッシングが採用されます。ルアーフィッシングでは、ミノーやスプーンなどが使用され、川の流れに逆らってルアーをキャストし、サクラマスを誘います。フライフィッシングでは、毛ばりを用いてサクラマスを釣ります。サクラマスは銀色の体をした美しい魚で、釣り人の憧れの対象となっています。