幻の魚とのいわれるイトウを狙うことができる北海道釣りポイントをいくつかピックアップしてみました。
釣れる時期
1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 |
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38 | 58 | 38 | 36 | 73 | 80 | 51 | 33 | 51 | 80 | 100 | 47 |
斜里川
斜里川では、ニジマスやヤマメなどの魚種に加え、絶滅危惧種のイトウが生息しています。イトウはごく少数しか釣れませんが、河川全体の中で広く釣れるポイントが存在します。ただし、上流域では河川改修が進んでいるため、ポイントを見つけるのが難しい場合があります。また、河口からサケ・マス捕獲施設までは、8月から12月にかけて水産動物の採捕が禁止されています。釣りはルアーフィッシングやフライフィッシングのどちらでも可能ですが、夏の上流域ではフライでオショロコマを狙うのがおすすめです。冬でも凍らず、一年を通して楽しめる川として知られています。
イトウは個体数が少なく幻の魚とも呼ばれるよ。
西別川
西別川では、日本一の透明度を誇る摩周湖の伏流水が水源となっており、イトウなど希少なトラウト類が生息しています。特に、上流部の虹彩橋周辺では、バイカモの群生地をトレースすることで、トラウトを釣ることができます。中流部の長栄橋付近では、流れが強くなるため、シンキングミノーなどの重めのルアーが有効となります。なお、西別川ではサケ・マスの採捕は禁止されており、支流の一部区間は全面禁漁となっています。
かつては本州にもいたらしいけど今は北海道にしかいない魚だよ。管理釣り場にいることはあるけどね。
風連川
北海道東部の風連川は、イトウとアメマスが狙えることで知られる河川です。流域は湿原帯で、風連湖に注ぎます。イトウを狙うには、ルアーフィッシングが主流です。90mm前後のシンキングミノーが適しており、特に落氷直後と結氷直前が好機です。風連川のポイントは、ゆったりと蛇行する湿原河川特有のもので、カーブごとに深みと障害物があり、障害物周辺が狙い目です。
イトウの釣り方は、餌釣り、フライフィッシング、ルアーフィッシングなどだよ。
当幌川
北海道根室地方の当幌川では、アメマスをメインにウグイやヤマメなどが釣れます。特に希少な絶滅危惧種であるイトウもまれに釣ることができます。ルアーフィッシングが推奨されており、春の落氷直後と秋の結氷直前はイトウを狙うのに適した時期です。深い障害物の周辺を狙うことで、イトウのような大物が釣れる可能性が高くなります。
釣りキチ三平のイトウ釣りの回が印象に残っているアングラーも多いはず。
かなやま湖
かなやま湖には幻の魚と呼ばれるイトウが棲息しており、運が良ければ大型の個体を釣り上げることができます。しかし、採捕自粛期間と区域が設けられているので注意が必要です。ダム湖内は周年解禁されていますが、画像に示された特定の区域では冬季のみ採捕が自粛されています。
イトウの皮はとても丈夫でアイヌの人たちはこれを利用して服とかを作ってたらしいよ。
朱鞠内湖
北海道雨竜郡幌加内町の人造湖「朱鞠内湖」では、ルアーやフライフィッシングでイトウが人気のターゲットとなっている。オカッパリでも狙えるが、渡船を利用しないといけないポイントも多い。イトウを釣る際には、遊漁規則でシングルフックでカエシなしの針の使用が定められているので注意が必要だ。湖畔には駐車スペースやキャンプ場が整備されており、漁協では釣具のレンタルも行っている。
大きいものでは1メートルを超えるから強靭なタックルが必要だよ。