閖上漁港の釣り場情報

このページはWikipediaのように誰でも編集に参加することが可能です。古くなっている場合やよりよい情報をお持ちの場合はぜひ変更リクエストをお願い致します。

基本情報

所在地
宮城県名取市閖上東2丁目11−1
釣り場タイプ
釣れる魚
アジ,イワシ,コノシロ,ハゼ,カマス,カレイ,アイナメ,アナゴ,ウナギ,ソイ,メバル,クロダイ,ヒラメ,マゴチ,シーバス
料金
無料
利用可能時間
24時間
禁止事項・レギュレーション
左右の防波堤は釣り禁止、立ち入り禁止。
トイレ
あり。
駐車場・アクセス
震災メモリアル公園に駐車場あり。

ポイント

閖上漁港ポイント図

魚種・釣り方別攻略法

夜釣り

閖上漁港は、夜釣りでも多様な魚種を狙える魅力的な釣り場です。日中はサビキ釣りでアジやイワシなどが狙える港内岸壁も、夜になると違った表情を見せます。特に夏から秋にかけては、投げ釣りでアナゴやウナギといった夜行性の魚を狙うのがおすすめです。短い距離のちょい投げでも釣果が期待できるでしょう。

また、ルアーフィッシングも楽しめます。小型のジグヘッドにワームをセットすれば、メバルやソイといった根魚を狙うことができます。常夜灯周りなど、明かりのある場所を重点的に探ってみましょう。

閖上漁港には名取市震災メモリアル公園の駐車場や公衆トイレが利用できるほか、港内には釣具店「閖上マリン水産」があります。店前には仕掛けやイソメなどの釣り餌を扱う自動販売機が設置されており、営業時間外でも購入できるので、夜釣りをする際には非常に便利です。安全に注意して、夜の釣りを楽しみましょう。

マゴチ

フラットフィッシュ(ヒラメ・マゴチ)ルアーの基本タックル

閖上漁港でのマゴチ釣りは、効率的に楽しむことができるポイントが豊富です。基本的な釣り方としては、ルアー釣りとエサ釣りがあります。ルアー釣りでは、シーバスロッドやマゴチ専用ロッドを用意し、 0.8号から1.5号のPEラインにリーダーを結束します。3~5インチのワームやジグヘッドを使い、海底まで沈めた後、ロッドを軽くシャクリながらズル引きします。アタリがあれば速やかにアワセを入れましょう。

一方、エサ釣りでは、磯竿や2.4m~3mの船竿を使用し、活きエビや活きハゼをエサにします。仕掛けを海底まで沈めたら、オモリで誘いをかけながらアタリを待ちます。閖上漁港のサーフや河口付近は特にマゴチの好ポイントで、満潮や干潮時、朝夕の時間帯が狙い目となります。ファミリーフィッシングにも適したこの場所で、初心者でもマゴチ釣りを楽しむことができるでしょう。

コノシロ

サビキ釣りの基本仕掛け・タックル

閖上漁港では、コノシロがサッパと並んで代表的なターゲットとして知られています。釣り方はサビキ釣りが基本となり、アジ用のサビキ仕掛けを流用できますが、地域によってはコノシロ専用の仕掛けも市販されています。閖上漁港におけるコノシロ釣りでは、コマセを使わなくても釣果を上げることが可能です。その場合、仕掛けをリフト&ストップやシェイク&ストップといったアクションで誘うと効果的です。特に、コマセを使わない場合は置き竿での釣りは難しく、積極的に誘いをかけることが重要になります。また、釣れたサッパやコノシロは泳がせ釣りのエサとしても活用できます。サッパの方が鱗が剥がれにくく、よりエサに適しているとされています。閖上漁港では、コノシロは手軽に狙えるターゲットとして、多くの釣り人に親しまれています。

アイナメ

ロックフィッシュルアー釣りの基本仕掛け・タックル

閖上漁港でのアイナメ釣りは特に南防波堤の湾外側に位置するテトラ帯で行われることが多いです。このエリアでは、テトラポットの隙間を狙う穴釣りが効果的です。アイナメは光の具合や水流によって活性が変わるため、釣りをする際は時間帯や潮の動きをよく観察することが大切です。テトラの穴に餌を落とし込み、アイナメが近づいてくるように工夫することが必要です。特に、動く餌や自然な動きが出るように配慮すると、アイナメの興味を引きやすくなります。イソメやサンマの切り身を餌に使い、ハリスをやや長めに設定することで、海底でやわらかく動く様子を演出するのがポイントです。また、アタリがあった際には、すぐに合わせずに少し送り込んでからフッキングを試みると、釣果が向上するでしょう。サイズは中から小のアイナメが多く釣れる傾向にあるため、期待しながら楽しむことができます。閖上漁港の釣り場は、特にテトラ帯でのアプローチが鍵となるので、慎重な釣りを心掛けることが大切です。

クロダイ

落とし込み釣り・ヘチ釣りの基本仕掛け・タックル

閖上漁港でのクロダイ釣りは、特にウキフカセ釣りが人気であり、多くの釣り人がこの方法で挑戦しています。釣行は主に5月と6月に行われ、港内での特定のポイントが狙い目となります。この釣り方では、まずサビキ釣りで小魚を餌として確保し、それを利用してクロダイを誘うステップが取られます。ウキの浮力を活かし、深めのタナを狙うことで、クロダイの活性が高いポイントを探ります。釣果としては、22cmから25cmのクロダイが釣れることも多く、安定した結果が期待できる場所です。ヘチ釣りという手法も用いられ、この方法では岸壁や障害物周りの奥深くに餌を落として、自然な流れを演出します。特に、カニなどの生き餌を使うことで、より一層リアルなアプローチが可能です。こうした釣り方を駆使し、閖上漁港でのクロダイ釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ヒラメ

堤防泳がせ釣りの基本仕掛け・タックル

閖上漁港では、5月頃にヒラメを狙うことができます。釣り方は、生きた小魚を餌にする泳がせ釣りが有効です。まずはサビキ釣りでシンコ(小魚)を釣り、それをヒラメの餌として使います。仕掛けはシンプルに、錘を使わないフリー仕掛けがおすすめです。明るくなってからシンコが釣れ始めるので、それを合図に泳がせ釣りを開始しましょう。閖上漁港内の実績のあるポイントを探して粘り強く狙うことで、40cmほどのヒラメに出会える可能性があります。ヒラメは海底に潜んでいることが多いですが、活発な小魚を追って積極的に捕食するため、泳がせ釣りとの相性が抜群です。ぜひ、閖上漁港でヒラメ釣りに挑戦してみてはいかがでしょうか。

ハゼ

ハゼのウキ釣り&ミャク釣り基本仕掛け・タックル

閖上漁港でのハゼ釣りは、特に広浦が人気の釣り場です。ここでは釣果が非常に多く、ある釣り人が一日に300匹以上釣り上げたこともあるほどです。この地域のハゼは、流れが緩やかな名取川水門付近でも多く見られ、特に秋になると活性が高まります。また、ハゼのサイズは大体15cm程度で、時折子供のハゼもかかります。釣り方としては、足元にアオイソメを付けたブラクリ仕掛けを使用するのが一般的です。船と船の間を狙うと、効果的に釣り上げることができます。仕掛けは小さい針のブラクリが適しており、二本針のチョイ投げは根掛かりが多くなるため注意が必要です。胴突き仕掛けやウキを使った釣りも有効で、時間帯としては満潮前の夕方が特におすすめです。釣れる場所を探すために移動しながら試行錯誤することも、釣果を上げるためのポイントとなります。これらのテクニックを駆使して、美味しいハゼを楽しんでください。

ウナギ

アナゴ・ウナギブッコミ釣りの基本仕掛け・タックル

閖上漁港でのウナギ釣りは、名取川水門周辺が有望なポイントとなります。特に水門から海側に向かった場所では過去に良型のウナギが上がった実績があり、夏の時期に集中して狙うのが効果的です。釣り方としては、夜間に行うブッコミ釣りが基本となります。ウナギは夜行性のため、日が沈んでから活性が高まり、エサを求めて動き回ります。仕掛けはシンプルに、重めのオモリを使って底に這わせるスタイルで臨みましょう。エサにはドバミミズやテナガエビが定番で、匂いの強いものほどウナギの食い気を誘います。名取川河口という汽水域の特性を活かし、潮の動きも意識して釣り座を選ぶことが重要です。ウナギは泥底を好むため、砂泥が混じった場所を中心に探ってみてください。また、この地域では漁業権の設定もあるため、事前に釣り可能な区域を確認してから釣行することをお勧めします。

メバル

メバリングの基本仕掛け・タックル

閖上漁港でのメバル釣りは、小型のメバルが中心ですが、手軽に楽しめるのが魅力です。狙う時間帯は、メバルが活発になる夜間がおすすめです。釣り方は、サビキ釣りが一般的で、特に初心者の方には扱いやすいでしょう。仕掛けは、手頃な価格で手に入るダイソーの3段サビキ仕掛けでも十分に釣果が期待できます。閖上漁港では、比較的小さなサイズのメバルが多く見られます。具体的には、8cmから10cm程度のメバルが釣れることが多いようです。そのため、大物を狙うというよりは、数釣りを楽しみ、メバル釣りの基本的なテクニックを磨くのに適した場所と言えるでしょう。夜間の暗い時間帯に、サビキ仕掛けで手軽にメバル釣りを試してみてはいかがでしょうか。

関連リンク

蔵王丸

メバル、ヒラメ、カレイ、アジ、イナダなど。

つり吉文丸

カレイ、アイナメ、メバル、青物など。

近隣の釣り場

七北田川河口

仙台市にある釣り場。仙台サーフ、仙南サーフではルアーフィッシングをやるアングラーが多く、ヒラメやマゴチがよく釣れる。

鳥の海

亘理町にある河跡湖。メバル、ソイ、シーバス、カレイなど様々な魚が狙え人気の釣り場となっている。

宮城県の釣り情報

口コミ・コメント