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基本情報
- 所在地
- 静岡県浜松市天竜区二俣町二俣1006
- 釣り場タイプ
- 河川
- 釣れる魚
- アユ,アマゴ,サツキマス,イワナ,ウグイ,オイカワ,コイ,ニゴイ,ヘラブナ,ウナギ,ブラックバス,ナマズ,テナガエビ,ハゼ,クロダイ,シーバス
- 料金
- 遊漁料は長野県内が、鮎日券2,200円、年券8,800円、その他日券1,100円、年券6,600円(天竜川漁業協同組合)、静岡県内が日券2,000円、年券7,000円(天竜川漁業協同組合)などとなっている。
- 利用可能時間
- 24時間
- 禁止事項・レギュレーション
- 不明
- トイレ
- 不明
- 駐車場・アクセス
- 不明
ポイント
鹿島橋周辺(浜松市)

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天竜川河口

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魚種・釣り方別攻略法
ブラックバス



天竜川でのブラックバス釣りは魅力的な体験です。まず、釣り場の選定が重要です。この河川では、障害物が多いポイント、例えば藻や倒木、桟橋の近くが特におすすめです。バスは通常、3〜6メートルの深さに生息しており、定期的に浅場に出て餌を探しますので、表層、中層、深層に対応したルアーを用意することが成功のカギです。
音や色、振動に敏感なブラックバスを狙うためには、ラトル入りのルアーやバイブレーションタイプが効果的です。また、プラスチック製のワームも非常に有効です。釣りの際は、小刻みに動かしたり停止させたりといったアクションを試みてください。これにより、バスの興味を引き、アタックを誘発しやすくなります。
天竜川では、スモールマウスが釣れるポイントもあり、時間帯にもよりますが、朝や夕方の薄明かりの中での釣りが特に狙い目です。ルアーフィッシングを楽しむ際は、事前に釣り場の状況をチェックし、様々なテクニックを試しながら、釣果を上げる機会を広げましょう。
イワナ


天竜川でのイワナ釣りは、特に上流部や支流で楽しむことができます。イワナは清流を好むため、透き通った水の流れを見つけることが大切です。釣りのシーズンは3月から10月までで、早春や秋口が特に狙い目。イワナは虫や小魚を好むため、ルアーやフライフィッシングがおすすめですが、餌釣りも効果的です。
フライフィッシングの場合、サイズや色合いが多様なニンフやドライフライを用いると良いでしょう。さらに、水面近くにいるイワナを狙うためにシューティングヘッドを使うと、より効果的にアプローチできます。また、ルアーの場合はスプーンやミノーが有効です。軽快に流れるポイントを見つけ、イワナの潜んでいる場所を狙うと、嬉しい成果が期待できます。
エリアによっては、釣りをする際には特定のルールや規制があるため、事前に情報を確認することが重要です。自然豊かな天竜川でのイワナ釣りは、心地よい環境の中でリラックスしながら楽しむことができる魅力的なアクティビティです。
アマゴ


天竜川でのアマゴ釣りは、特に本流で尺アマゴと呼ばれる30cmを超える大型を狙える点が魅力です。春、特に5月がシーズン本番となり、解禁直後のプレッシャーが低い時期も狙い目です。ミノーイングでは、Dコンタクト63などのミノーを流れに乗せて、流心から少し外れた駆け上がりをトゥイッチで攻めるのが効果的です。スプーンを使う場合は、ボトムが砂から岩に変化するような流れの緩やかな場所で、リフト&フォールを試すと良いでしょう。天竜川本流だけでなく、辰野町や阿智村の横川川、小野川、小横川などの支流も有望なポイントです。小野川では雨上がりのミミズを使ったエサ釣りが有効で、小横川では国道153号線の橋の上流の落ち込みがイワナやアマゴの好ポイントとなっています。阿智村の横川川の林道終点付近は開けているため、毛バリ釣りにも適しています。天竜川は流れが速いため、そこで育ったアマゴの引きは非常に強いです。ロッドはカワセミラプソディのような7フィート台のMLクラス、リールはストラディックC3000HGなどを使用し、PEライン0.8号にフロロカーボン10lbのリーダーを組み合わせるのがおすすめです。遊漁券は電子遊漁証FISH PASSも利用可能です。天候の変化に注意し、安全に釣りを楽しみましょう。
ニゴイ

天竜川でニゴイを狙う際は、中島周辺が有望なポイントとなります。この魚は雑食性で小魚も捕食するため、ルアーフィッシングが効果的です。特にスプーンや鮎を模したカラーのミノーが実績が高く、トゥイッチアクションを加えることでバイトを誘発できます。釣行のタイミングとしては、レインボートラウトの放流後に放流魚が環境に慣れた頃や、鮎の群れが多く見られる時期が狙い目です。これらの時期は水中の活性が高く、ニゴイの食欲も旺盛になる傾向があります。ニゴイがヒットした際の特徴として、他の魚種のような派手なジャンプやローリングといった動きは見せません。しかし引きは非常に強力で、細長い体型からは想像できないほどのパワーを発揮します。都市部の河川にも適応している魚種のため、天竜川のような大河川では良型が期待でき、ゲームフィッシュとしても十分に楽しめる対象魚といえるでしょう。
シーバス



天竜川はリバーシーバスゲームを楽しめるおすすめの場所です。シーバスを狙う際は、浅いレンジを探るルアーを選択し、流れの緩やかな場所をゆっくりと誘うのが有効です。特に、ジップベイツのザブラ・システムミノー9Fタイダルは、その実績から河川や浜名湖でのシーバス狙いに非常に人気があります。重心移動システムにより飛距離が出やすく、ただ巻きで弱々しい小魚のようなアクションを演出できるため、シーバスを魅了します。天竜川で釣りをする際は、遊漁証が必須となるので事前に準備しておきましょう。
ヘラブナ

天竜川でヘラブナを狙う場合、主に下流域の遠州大橋付近にある「弥助」と呼ばれるポイントが有望です。ここでは底釣りが基本となり、水深に合わせて11尺から12尺程度の竿を選ぶと良いでしょう。仕掛けを底までしっかりと届かせることが重要です。使用するエサは、マッシュポテト系のエサとグルテンエサを組み合わせるか、もしくはダンゴエサを両針に付ける両ダンゴ釣りが適しています。天竜川はウグイが多い場所なので、対策として、重めのダンゴで手返しよくエサを打ち込むと良いでしょう。狙い目の時間帯としては、満潮から下げ潮に変わるタイミングや夕暮れ時が挙げられます。実際に38cmのヘラブナが釣れた実績もある場所です。天竜川は天竜川漁協の管轄河川なので、遊漁券などのルールを確認の上、ヘラブナ釣りを楽しみましょう。
アユ


天竜川では、おおむね6月からアユ釣りが楽しめます。特に天然遡上が豊富なため、天然アユを狙うには絶好の河川と言えるでしょう。主な釣り場は、河口から秋葉ダムまでの本流、および一部支流です。令和6年度からは水窪川の一部も漁場に含まれるようになりました。天竜川漁協はアユの養殖も行っており、品質の良いアユが放流されているため、安定した釣果が期待できます。天竜川でのアユ釣りで人気なのは、やはり友釣りでしょう。アユは縄張り意識が強く、自分の縄張りに入ってきたアユを追い払おうとする性質を利用した釣り方です。オトリ鮎を使ってアユの活性が高いポイントを探り、駆け引きを楽しむことができます。その他、毛バリを使ったドブ釣りも古くから行われています。近年では、水窪川の一部の区域でアユルアー釣りが認められるようになりました。遊漁規則は天竜川漁協のホームページで確認できるため、釣行前に必ず確認するようにしましょう。
オイカワ

天竜川でのオイカワ釣りは、本流のルアーフライ専用区域や支流の西川合流点周辺が有望なポイントとなります。11月頃でも釣果が期待でき、朝の9時台や夕方の16時台といった時間帯に活性が高まる傾向があります。釣法としては、フライフィッシングが効果的で、特に黒色のビーズヘッドニンフを使用して瀬を上流に向かって探っていく方法が実績を上げています。ライトテンションメソッドにマーカーを組み合わせた仕掛けで、流れの変化を丁寧に攻めることがポイントです。天竜川では13センチから15センチ程度のサイズが釣れており、天竜川漁協の規則では8センチ以下は持ち帰り禁止となっているため注意が必要です。また、稲生沢川漁協管轄区域では日券400円の遊漁料が設定されています。流れのある瀬を中心に、丁寧にフライを流し込むことで良型のオイカワとの出会いが期待できるでしょう。
サツキマス

天竜川でのサツキマス釣りは、鮎の遡上状況と密接に関係しており、鮎の遡上が活発な年ほど良い釣果が期待できます。シーズンはゴールデンウィーク明けから本格化し、7月末頃まで楽しむことができ、特に6月頃までが狙い目となります。釣り方の基本は移動を繰り返しながらポイントを探るランガンスタイルで、7センチ程度のミノーを使用します。魚の活性が高い場所を見つけたら、トゥイッチアクションで積極的に誘いをかけることが効果的です。流れの変化や地形に起伏のある場所、支流との合流点付近などが有望なポイントとなります。ルアーは鮎を模したカラーのミノーやスプーンが実績が高く、時にはルアーが着水した瞬間にバイトしてくることもあります。天竜川ではサツキマス以外にもシーバスやニゴイなどの大型魚も混じるため、やや強めのタックルセッティングで臨むことをお勧めします。なお、釣行の際は必ず遊漁券の購入が必要です。
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