手熊漁港の釣り場情報

手熊漁港では、アラカブ（カサゴ）はルアー釣りや探り釣りで狙うことができます。漁港内は水深が浅いため、足元や岸壁の隙間を丁寧に探るのがおすすめです。ルアー釣りでは、テキサスリグにホッグ系やシャッド系のワームを組み合わせ、海底をじっくりと探りましょう。小魚が多い時は、ミノーも効果的です。探り釣りでは、ブラクリやブラーにアオイソメやサンマの切り身を付け、岩の隙間や障害物の周りに落とし込むと良いでしょう。アタリがあれば素早くアワセ、根に潜られないように一気に引き上げることが重要です。

手熊漁港でのチヌ（クロダイ）釣りは、特に春の乗っ込み期に期待が持てます。この漁港は小さめながらも落ち着いて釣りが楽しめる場所で、フカセ釣りが一般的なスタイルです。釣り場の水深はそれほど深くないため、ウキ下は通常より少し深めに設定すると良いでしょう。

エサとしてはオキアミが人気ですが、カラスガイやイソメも効果的です。特にウキ釣りでは、ウキにしっかりと浮力があるものを選び、潮の流れに対応するために立ちウキを使用するのがオススメです。また、防波堤の近くでは、落とし込み釣りを試みるのも良い手段です。この場合は生きたカニを利用し、波に流される様子を演出することで、より自然なアタリを引き出すことができます。

手熊漁港の周囲には釣り人が少なく、静かに釣りができる利点があります。潮通しの良いポイントを見つけ、根掛かりに注意しながらアタリを待ちましょう。春から秋にかけてがチヌの釣れる時期で、良型のチヌが狙えるチャンスが広がっています。