天ノ川のポイント
天保橋から河原に降りるのは容易であり、アプローチは簡単である。釣れる魚はアマゴとニジマス。イワナが釣れるのはもう少し上流となる。天保橋より50m程度上流に水深の比較的深い場所があり、アマゴもニジマスも狙える。河原の木立が所々低く生い茂っているので、仕掛けを引っ掛けないように注意したい所ではある。
上沢原バス停のすぐ下流側には道路から河原へ降りることが出来るスロープがあり、更に100m程度下流にある橋のたもとから細い階段を降りて河原にアプローチが可能である。解禁日には付近の道路に多数の車が駐車し、多くの釣人で賑わう。スロープから橋の直下にかけては流れが比較的緩いため仕掛けが流しやすく、障害物もないため、解禁初期は放流されたアマゴが溜まりやすいため、狙い所となっている。
釣り場概要
奈良県中部を流れる河川。
大峰山脈の山上ヶ岳に源を発し、五條市付近で十津川と名を変え、和歌山県に入ると北山川と合流し熊野川となる。
天ノ川で釣れる魚は、アマゴ、ニジマス、アユなど。
遊漁料は、原則として天川村漁協あるいは村内の販売店で入漁券を購入して支払う。アマゴの解禁期間は3月第2日曜頃から9月中旬頃までで、日券が解禁日で3,500円、2日目以降は3,000円。年券は10,000円である。現場では監視員が頻繁に巡回しており、密漁対策の熱心さには定評がある。監視員から直接入漁券を購入すると2,000円増しとなる。アユについては、解禁が5月最終の日曜日の頃から9月中旬頃までで、入漁券の価格は概ねアマゴと同額だが、年券はアマゴ10,000円に対してアユ11,000円となる。解禁日は年によって前後することがあるので、天川村漁業協同組合のホームページで確認されたい。
天ノ川の流れる奈良県天川村は、内田康夫の小説「天河伝説殺人事件」の舞台であり、芸能の神様として有名な天河大弁財天社のある村として知られる。天川村には漁協があり、毎年アマゴとニジマスを放流し春の渓流シーズンには釣り人で賑わう。初夏にはアユの放流があり、アマゴに劣らぬ人気を誇る。天川村の中心集落である川合より上流ではエサ釣りあるいはルアーでアマゴとニジマスが狙え、更に上流の川迫(こうせい)ダム辺りまで遡れば、イワナも狙える可能性がある。
川合より下流の十津川寄りではアマゴとアユが中心となっている。アマゴやニジマスは3月第2日曜の頃から9月中旬までが解禁期間で、アユについては5月下旬から9月中旬までが解禁期間となる。なお、支流の弥山川と最上流部に近いオソゴヤ谷は永年禁漁なので注意すること。
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