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基本情報
- 所在地
- 東京都三宅村
- 釣り場タイプ
- 島
- 釣れる魚
- アジ,ムロアジ,タカベ,カサゴ,カワハギ,フエフキダイ,メジナ,シマアジ,ブダイ,ヒラマサ,カンパチ,スマガツオ,ブリ,イサキ,アカハタ,イシダイ,イシガキダイ,クエ(モロコ),アオリイカ
- 料金
- 無料
- 利用可能時間
- 24時間
- 禁止事項・レギュレーション
- 不明
- トイレ
- 不明
- 駐車場・アクセス
- 竹芝桟橋などから東海汽船のフェリーを利用。
ポイント
三池港


東海汽船のフェリーの接岸港となぅっている大型の港。カゴ釣りやショアジギングで青物、エギングでアオリイカ、ブッコミ釣りで石鯛やフエフキが狙える。
空港下(ベンケ根岬)


三宅島空港の下に位置する地磯。メジナ、イシダイを始め、ブダイ、ヒラマサ、シマアジなどが狙える。
ツル根岬

大路池の下あたりに位置する地磯。底物ではイシダイ、イシガキダイの他、クエ(モロコ)が釣れることもある。
新鼻


島の南端付近に位置する地磯。メジナ、シマアジ、ヒラマサなどが狙える。
錆ヶ浜港


三池港と同じくフェリーの発着港となることがある大規模な港。先端部はかなり潮通しがよくヒラマサやカンパチの大物が釣れることもある。
大鼻

良型のメジナなどが狙える。タイ根までは歩いて入磯することもできるが荒れには弱いので注意。
下根岬


島の北側に位置する地磯。一級ポイントとして知られメジナや石鯛の大物が期待できる。またルアーや泳がせ釣りで青物を狙ってみても面白い。
赤場暁


大型メジナの他、ヒラマサ、カンパチなどの回遊魚も有望。
サタドー岬


三宅島を代表する有名ポイント。信じられない程高いので高所恐怖症の人は近づかない方が良いだろう。落しダモは必須。
魚種・釣り方別攻略法
カンパチ


三宅島では、カンパチは回遊魚として狙えるターゲットです。主な釣り方は、生きたアジなどの小魚をエサにした泳がせ釣りで、特に潮通しの良い磯や堤防がポイントとなります。島の南端付近にある新鼻や、北側に位置する赤場暁といった地磯は、カンパチの実績が高い場所として知られています。
港では、三池港や錆ヶ浜港で狙うことができ、特に錆ヶ浜港の先端部は潮通しが良く大物の期待ができます。泳がせ釣りでは、アジなどのエサをサビキ仕掛けで確保し、アタリをじっくり待つのがコツです。また、ルアーを使ったショアジギングやプラッギングでもカンパチを狙うことが可能です。タックルは、大物がヒットすることも考慮して頑丈なものを用意しましょう。
シマアジ



三宅島でシマアジを狙うなら、カゴ釣りがおすすめです。特に潮通しの良い堤防の先端が狙い目で、三池港や錆ヶ浜港といったフェリーの発着港は実績があります。ウキ下は3~10mを目安に調整し、ハリスは短めにして、寄せエサのアミエビと同調させやすくするのがポイントです。
また、空港下(ベンケ根岬)や新鼻といった地磯もシマアジの好ポイントとして知られています。これらの磯場では、ウキ釣りやルアー釣りでシマアジを狙うことができます。
シマアジはアジ科の中でも最高級魚として知られており、堤防からでも30~60cmのサイズが狙えます。時には10kgを超える「オオカミ」と呼ばれる大物が釣れることもあるので、ぜひチャレンジしてみてください。
ヒラマサ



三宅島では、ヒラマサは魅力的なターゲットとして人気があります。主な釣り場は、三池港や錆ヶ浜港といった港湾部、空港下(ベンケ根岬)、ツル根岬、新鼻、大鼻、下根岬、赤場暁といった地磯が挙げられます。
釣り方としては、港ではカゴ釣りやショアジギングで狙うのが一般的です。磯場では、ルアーや泳がせ釣りで青物を狙うのがおすすめです。特に、潮通しの良いポイントや、実績のある磯場では大型のヒラマサが期待できます。
ヒラマサは回遊魚なので、釣果は時期や場所によって変動します。地元の釣り具店などで情報を収集し、最適なポイントを選ぶことが重要です。また、磯場での釣りは安全に十分注意し、ライフジャケットを着用するなど、安全対策を万全にして釣りを楽しみましょう。
ムロアジ

三宅島でのムロアジ釣りは、島の各港で楽しめる人気の釣りです。湯の浜港、三池港、錆ヶ浜港、伊ヶ谷港などが主要なポイントとなり、これらの港では沿岸を回遊するムロアジの群れを狙うことができます。仕掛けはサビキ釣りが基本で、コマセカゴを上部に取り付けた胴突き仕掛けか、天秤を使った流し釣り仕掛けが効果的です。流し仕掛けの場合は針の間にナス型オモリを付けて調整し、胴突きではやや重めのオモリを使用します。地元の漁師はコマセと針の位置関係を重視して胴突きを推奨しますが、状況に応じて使い分けることが重要です。サビキ針の選択も釣果に影響し、活性が高い時期はどのような針でも反応しますが、食いが渋い時は実績のある針を選ぶことが大切です。また、針のサイズは針外れを防ぐため中型程度が適しています。コマセワークを絶やさず群れを足止めすることで、数釣りの楽しさを満喫できるでしょう。
クエ


三宅島でのクエ釣りは、特に夜間に行うのが効果的で、磯からも釣ることができますが、水深があり足場が良い桟橋を利用すると成功率が高まります。この釣り方では、ウキを使ったロープ釣りが注目されており、これによってアタリを即座に察知し、クエが根に潜る前に対応しやすくなります。最適な釣りの深さは海底から1ヒロから2ヒロの間です。釣りの時期については、真冬の1月でも釣れた実績があるため、水温が低下しない限り、基本的に一年中狙えると言えます。特に三宅島では、30kg前後の大型が回遊していることが多く、小型を期待するのは難しいでしょう。餌には安価で手に入りやすい35cm前後のゴマサバを使用し、撒き餌として同じくゴマサバを小さく切ったものを使うと効果的です。仕掛けは太めのものを選ぶことで根掛かりの際に切れにくくなり、取り込み時に外道を逃がすことも容易です。仲間と二人以上で釣行することが勧められており、安全を考慮しながら、ギャフを用いて取り込みを行うと良いでしょう。三宅島のクエは、主に老成した個体が海域にやってくるため、運が良ければ期待以上の大物が釣れる可能性があります。情報は少ないものの、その分狙い目とも言えるスポットです。
アオリイカ



三宅島でのアオリイカ釣りは、一年を通じて楽しめる魅力的な釣りです。最も良型が期待できるのは春から初夏の産卵シーズンで、この時期には2キロクラスの個体に出会える可能性が高まります。かつては4キロや5キロの超大型も上がっていましたが、近年は貴重な存在となっています。釣り場としては港の桟橋が手軽でアクセスしやすく、初心者にもおすすめです。ただし地元のアングラーが頻繁に竿を出しているため、イカが警戒心を強めている傾向があります。そのため、より良い釣果を求めるなら磯場での釣行も検討する価値があります。時間帯については昼間でも釣果は期待できますが、やはり夜間の方が活性が上がりやすいのが特徴です。三宅島周辺は潮の流れが強くなることがあるため、エギは3.5号から4号の重めのものを用意しておくと、潮に負けずにしっかりとアクションさせることができます。
カサゴ



三宅島でのカサゴ釣りは、火山島特有の複雑な岩礁地帯を活かした磯釣りが中心となります。一年を通して狙うことができますが、アカハタと比較すると個体数がやや少ないため、ポイント選びが重要になります。基本的な釣法は投げ釣りスタイルのぶっこみ釣りで、魚の切り身を餌として使用します。ただし、三宅島の磯場は根掛かりが頻発しやすく、またウツボの生息密度も高いという特徴があります。このような条件下では、仕掛けを海底に這わせるよりも、浮き釣りで底から少し浮かせた状態で広範囲を探る方が効果的です。深い棚を丁寧に探ることで、根掛かりのリスクを軽減しながらカサゴとの出会いの確率を高めることができます。三宅島の豊かな海域では、岩陰に潜むカサゴを狙い撃ちするよりも、広く探って魚の居場所を見つける戦略が功を奏します。
イシガキダイ


三宅島はイシガキダイ釣りの好ポイントとして知られています。特に錆ヶ浜港はフェリーも発着する大きな堤防で水深も深く、イシガキダイ狙いには最適です。伊豆大島と比較して平均サイズが良いとされ、40cm近い良型も期待できます。伊ヶ谷港の堤防先端も狙い目です。釣り方は基本に忠実に、イシダイ竿にイシダイ用リール、道糸はナイロンかPEライン、ハリスはワイヤーを使用します。エサはカニやウニが一般的ですが、現地の状況に合わせて選びましょう。仕掛けを軽くキャストし、着底後アタリを待ちます。早合わせは禁物で、竿先が大きく引き込まれるまで待ちましょう。根掛かりに注意し、アタリがない場合はタナを変えてみるのも有効です。なお、三宅島ではイシガキダイの資源保護のため、全長40cm以下の個体はリリースし、持ち帰りは一人2尾までというルールが定められています。ルールを守り、三宅島でのイシガキダイ釣りを楽しみましょう。
イシダイ

三宅島でのイシダイ釣りは、三本嶽マカド根テラスや赤場暁といった地磯が主要なポイントとなります。黒潮の影響を受ける時期が狙い目で、特に昼過ぎから潮が動き出すタイミングでアタリが期待できます。逆に潮の流れが止まると魚の反応が悪くなる傾向があります。釣法は底物釣りが基本で、石鯛専用竿と石物仕掛けを使用し、ハリスを十分に長く取って海底にそっと仕掛けを送り込むのがコツです。餌はマガニが最も効果的とされており、またイカ、アサリ、剥きエビを組み合わせた縫い刺しも有効です。ターゲットはイシダイとイシガキダイで、40センチを超える1.5キロクラスの良型が期待でき、お土産としても十分満足できるサイズが狙えます。潮の動きを読みながら粘り強く釣ることが成功の鍵となります。
アカハタ



三宅島は一年を通してアカハタ釣りが楽しめる魅力的な場所です。島では、魚の切り身を餌にしたぶっこみ釣りが一般的ですが、根掛かりやウツボが多い場所では、ウキ釣りで底を切って広く探ることで釣果を伸ばせます。特に水温が20℃を超える時期はアカハタの活性が高まり、狙いやすくなります。アカハタは朝夕の時間帯に活発に捕食すると考えられており、夜釣りでも実績があります。磯からもアカハタを狙うことができるため、手軽に釣りを楽しめるのも魅力です。根魚であるアカハタは、起伏の激しい岩礁帯を好むため、ポイント選びも重要になります。水深や地形を考慮し、様々な釣り方を試すことで、三宅島のアカハタ釣りを満喫できるでしょう。
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