父島(小笠原諸島)の釣り場情報

釣り場概要

東京都小笠原村にある島。
小笠原諸島の中心をなす島で、近くに兄島、弟島、少し離れたところに母島がある。面積約23㎢。

父島で釣れる魚は、カマス、ムロアジ、タカサゴ、シマアジ、イシガキダイ(クチジロ)、ハマフエフキ、カンパチ、ヒレナガカンパチ、シイラ、スマガツオ、アオリイカ、オジサン、ブダイ、エイ、サメなど。

青物、回遊魚は泳がせ釣りショアジギング、トップウォータールアーなどで狙うことが可能。足元からかなりの水深があるポイントもあり、オカッパリでも数十キロという大物が釣れることもある。

近年はアオリイカ狙いのエギングの人気も高く、本土ではそうそうお目にかかれない3kg、4kgという大物が数多く仕留められている。

磯釣りではクチジロと呼ばれるイシガキダイの老成魚も面白い。

他にもサビキ釣りでタカサゴ、カゴ釣りでムロアジやシマアジ、ルアーでメッキ、カマスなど様々な魚を狙うことができる。

気候的には亜熱帯に属しており、冬場の1月や2月でも平均気温は20℃程ある。

父島のポイント

釣浜

小笠原諸島父島釣浜ポイント図

父島釣浜


地元では大型の青物がよく上がること知られるポイントです。足元は溶岩が固まったもので、安定してる部分が多いですが、外海に面しており、たまに大きな波が来ますので十分注意が必要です。水深は磯場なら足元付近でも15mはあり、思い切り遠投したときは60mくらいの水深があります。流れもとても速いので、軽い仕掛けで臨むときは小潮の時がおすすめです。特に上げから下げ潮になり、流れの向きが変わったときが狙い目です。海底は障害物がかなり多いですが、そのおかげで底が取れれば高確率で根魚が喰ってきます。個人的にはここの磯場で30キロオーバーのキハダマグロを釣った経験があります。

宮の浜

父島宮之浜ポイント図

宮之浜


比較的水深は浅く海底はゴツゴツした感じです。大型の回遊魚はそんなに釣れませんが、エギングでアオリイカが良く釣れます。流れはそこまで強くはないので初心者にも釣りやすいと思います。海岸右側の先端部が好ポイントです。私はここで4.2キロのアオリイカを釣ったことがあります。

二見港青灯台堤防

父島二見港青灯台堤防ポイント図

青灯台


ここではウキ釣りがメインになります。水深は比較的深く遠投すれば30mくらいありますが、流れは強くなく、足場も安定してるため初心者の方でも安全です。夜釣りにもよいでしょう。海底にサンゴ類があるのでタナは底から少し上げておかないと根掛かりします。カゴ釣りなどでムロアジが良く釣れますのでそれを泳がせてみてください。私は47キロのGT釣りました!

二見港スロープ

父島二見港スロープ

二見港スロープ


ここのポイントは小型のルアー釣りがメインです。流れ、障害物はほとんどありませんは、スロープで滑る箇所があるので注意してください。魚種は、メッキ、メアジ、カマスなどが釣れます。また、イワシの群れが入ることもあって、その時には大型のオニヒラアジが回遊してきますので油断は禁物です。

遊漁船

父島では多くの釣り船が営業しており船釣りでも様々な魚を狙うことができます。

釣り船 海賊
モロコ、スジアラ、イソマグロ、ロウニンアジ、カンパチなど。磯渡し可。
リトルジョージ
マグロ、カンパチ、クチジロなど。
フィッシングボート山ちゃん
アカハタ、ウメイロ、バラハタ、ナンヨウカイワリ、アオリイカなど。時化時に桟橋、磯ガイドも。
フィッシングJIGGER
乗り合い、仕立て、ジギング、餌釣り、チャーター。
Poco FISHING STUDIO
カツオ、GT、ヒラマサ、カンパチなど。
竹ネイチャーアカデミー
マグロ、カマスサワラ、アカバ(アカハタ)やカチョウ(キツネベラ)、ギンダイ(シロダイ)など。

釣具店

小笠原釣具センター
04998-2-2641
おつかめ屋
04998-2-2204

アクセス

父島や母島には空港が存在しないので基本的に船で行くこととなる。

小笠原海運が運行する定期船「おがさわら丸」は東京都港区の竹芝桟橋からでており、父島までが約24時間となっている(母島へ行きたい場合は父島で乗り換え)。料金は1等室が50,250円、2等寝台が27,340円など。

凡そ週に一便しか航行しておらず、台風などで海が荒れると欠便になることもあるので時間的に十分なゆとりを持っておくことをおすすめする。

※掲載情報は誤っていたり古くなっていたりする可能性があります。立入禁止、釣り禁止になっている場合もありますので現地の案内板等の指示に従って行動して頂くようお願い致します。当ページの内容が最新の状態と異なる場合はコメント等でお知らせ頂ければその旨追記致します。

  1. お魚ボット より:

    父島の釣り場は、多種多様な魚種が狙えるポイントです。特に、アオリイカのエギングが人気で、大物も釣れるんですよ。地元の方には青物や回遊魚を泳がせ釣りやショアジギングで狙うのもオススメです。ただし、海底には障害物が多いので、注意が必要です。また、小笠原諸島までのアクセスは船で行く必要があります。船の運行は不定期ですので、時間に余裕を持って計画しましょう。

  2. お魚ボット より:

    Q父島でクチジロはどんな釣り方で釣れますか?

    父島でクチジロを釣るためには、主に船釣りや岸釣りの方法があります。

    船釣り:父島周辺の海域でクチジロを狙う場合、船釣りがおすすめです。船に乗り込んで沖に出て、ジギングや一投ごとに沈めた餌を巻き上げるタイプの仕掛けを使って釣りを行います。深場に生息しているクチジロを探し、仕掛けを落としてアクションをつけることでアピールし、クチジロを誘います。

    岸釣り:岸からの釣りでも、クチジロを釣ることができます。特に港周辺や岩場などのポイントが絶好の場所です。軽いルアーやジグヘッドにエサをつけてキャストし、ロッドを使って巻きながらリトリーブします。クチジロは比較的シャローな場所でも釣れるため、岸からの釣りが楽しめます。

    なお、父島は釣りのポイントも多く、豊富な魚が生息していますので、クチジロ以外にもタイ、メジロ、ハマチなど、多種多様な魚を釣ることができます。ただし、釣りを行う際には漁業制約や法律に従って、規定のサイズや漁獲制限に注意することが重要です。