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基本情報
- 所在地
- 神奈川県足柄上郡山北町岸950
- 釣り場タイプ
- 河川
- 釣れる魚
- アユ,ヤマメ,イワナ,ニジマス,サクラマス,ヘラブナ,コイ,オイカワ,ウグイ,テナガエビ,ウナギ,ハゼ,シーバス
- 料金
- 遊漁料は、鮎・ヤマメ・ニジマス・イワナ用日券が1500円、うぐい・おいかわ・ふな・こいうなぎ用日券が800円、上記全魚種に使える年券が12000円となっている(酒匂川漁業協同組合)。
- 利用可能時間
- 24時間
- 禁止事項・レギュレーション
- アユは6月1日~10月14日が遊漁期間。
- トイレ
- 不明
- 駐車場・アクセス
- 不明
ポイント
新大口橋周辺

–
報徳橋周辺

–
河口

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魚種・釣り方別攻略法
アユ


アユは6月1日~10月14日が遊漁期間で、特に夏から秋口にかけては鮎釣りの人で賑わう。囮鮎を使った友釣りやドブ釣り、コロガシ釣り(禁止区間あり)で狙うことができるが、擬似オトリの使用や餌釣りは禁止となっているので注意。
ヤマメ


酒匂川でのヤマメ釣りは、春から秋にかけて楽しめる人気のアクティビティです。まず、最適な時期としては3月から10月中旬までが挙げられます。特に、雪解け水が落ち着き水温が上昇し始める時期が狙い目ですが、梅雨の増水には注意が必要です。
釣り方は、餌釣り、ルアー釣り、テンカラ釣り、フライフィッシングなどがあります。餌釣りでは、ブドウ虫やミミズ、川虫を使用し、流れに自然に乗せるのが基本です。ルアー釣りでは、ミノーやスプーンを使い、逆流させて誘いをかけます。テンカラ釣りやフライフィッシングでは、毛鉤を使い特有の技術を要します。
酒匂川のポイントとしては、流れ込みや淵、岩陰、倒木が挙げられます。これらの場所は、ヤマメが隠れやすく、食いつきやすい環境を提供しています。釣りをする際は、遊漁券の購入を忘れず、環境保護にも気を使いましょう。
テナガエビ


酒匂川でのテナガエビ釣りは、河口周辺の酒匂橋付近が好ポイントとなります。消波ブロックが設置されたエリアで、ブロック間の隙間や日陰になった水深50センチから1メートル程度の場所を狙います。流れが穏やかで底が見えにくい深みがテナガエビの潜み場所です。釣法は短い延べ竿を使った見釣りやミャク釣りが効果的で、石の間や影になった箇所に仕掛けを落とし込みます。エサにはアカムシやミミズ、市販のハゼほたてなどが有効です。テナガエビがエサに食いついているのを目視で確認してからアワセを入れるのがコツです。梅雨時期の7月頃が最盛期で、午前中の時間帯が特に釣果が期待できます。7センチから15センチサイズが釣れ、良いポイントでは連続して釣ることも可能です。増水や濁りがある日は釣果が落ちる傾向にあります。アクセスはJR鴨宮駅から徒歩約20分で、河口付近には無料駐車場も完備されています。
イワナ


酒匂川でのイワナ釣りは、上流域の清流部分が主なフィールドとなります。駐車地点から相当な距離を歩く必要がありますが、その分水質が良好で魚影も濃い環境が期待できます。ルアーフィッシングでは、4.5グラム程度の小型スプーンが効果的で、特にチャート系やアマゴカラーといった派手めの色合いが実績を上げています。基本的なアクションは一定速度での巻き取りですが、時折速度を上げてイレギュラーな動きを演出すると魚の反応が良くなります。釣れるサイズは15センチから20センチ程度が中心となり、複数匹の釣果も期待できます。アプローチの際は魚に気づかれないよう下流側から静かに近づき、流れの変化や岩陰といった魚が潜んでいそうなスポットを丁寧に探ることが重要です。夏場でも水温が低く保たれているため、8月下旬頃まで良好なコンディションで釣りを楽しむことができます。
ウグイ

酒匂川におけるウグイ釣りは、JR松田駅周辺の本流が狙い目です。特に前回釣行時の最終地点にあった流れ込みは好ポイントとなる可能性があります。エサはサシやブドウ虫といった一般的なものを使用し、ウグイは口が小さいため針も小さめのものを選ぶと良いでしょう。仕掛けのハリスは、過去の釣果から0.3号程度の細いものから試すと良いかもしれません。もしアタリが少ない場合は、イワナ針のようなやや大きめの針に変え、ハリスも0.8号に太くすることで、ブドウ虫を使った際に釣果が得られたという情報もあります。ウグイは引きが強く、釣り味も楽しめますが、釣れた魚は基本的にリリースすることを推奨します。近年、酒匂川本流では川鵜による食害が進み、ウグイやオイカワなどの魚が減少傾向にあるため、資源保護の観点からもリリースが望ましいでしょう。ウグイ釣りは手軽に楽しめるため、川の状況を観察しながら、様々なエサや仕掛けを試してみるのも良いでしょう。
ヘラブナ


酒匂川におけるヘラブナ釣りは、小田原の飯泉橋の下付近が特におすすめです。このエリアでは、ヘラブナだけでなくコイやウグイも狙うことができるため、いろいろな楽しみ方があります。ヘラブナ釣りには、特有のテクニックと細かな調整が求められます。まず重要なのは餌の選び方です。ヘラブナは植物性の餌を好むため、専用の練り餌を使うと良いでしょう。餌の固さやバラケ具合を調整することで、効果を最大限に引き出せます。また、ヘラブナは中層にも移動するため、深さ(タナ)の調整も不可欠です。釣り場によってはタナの設定が異なるため、事前に確認することが大切です。仕掛けはヘラ竿とヘラウキを使用し、ハリはスレバリを用いるのが一般的です。釣りの際には、適切なポイント選びだけでなく、微妙なタナの違いが釣果に大きく影響するため、根気よく試行錯誤する姿勢が求められます。これにより、釣りの技術が向上し、より多くのヘラブナを釣ることができるようになります。酒匂川でのヘラブナ釣りは、その奥深さから新しい挑戦を提供してくれることでしょう。
シーバス



酒匂川河口サーフは、シーバス釣りの有望なポイントです。特に6月に雨が多くなるとコノシロが接岸し、それを追ってシーバスが集まる可能性があります。コノシロが水面でライズしている状況では、シーバスも表層付近を意識していると考えられます。そのような状況下では、シンキングペンシルをリトリーブ中にコノシロに接触させ、バランスを崩すことでバイトを誘発するテクニックが有効です。もしコノシロが底に着いているようであれば、鉄板バイブの早巻きでコノシロに接触させたり、底を丁寧にトレースする釣り方も試してみる価値があります。いずれの場合も、ルアーをコノシロに意識的に接触させることがポイントとなるでしょう。他の釣り人がランカーサイズのシーバスを釣り上げていることから、タイミングや条件が揃えば大物も期待できるフィールドです。ボラが元気に跳ねている状況も、ベイトフィッシュが豊富であることを示唆しており、シーバス狙いには好条件と言えるでしょう。
オイカワ

酒匂川でのオイカワ釣りは、特にその合流点周辺が魅力的です。使用するタックルとしては、清流竿の43号を選ぶと良いでしょう。ハリスは0.4号、針は袖3号を使用するのが一般的です。餌には赤虫が効果的ですが、オイカワは多様なエサに反応するため、うどんやパンなど他の素材も試してみる価値があります。オイカワはかつてアユと同様に人気があり、特にオスの大物を掛けると、その引きや美しさに驚かされることでしょう。酒匂川の中流から下流域にもオイカワは生息しており、稚魚が豊富に見つかることもあります。繁殖期には特に雄の色合いが美しくなり、釣り人にとって視覚的な楽しみも増えます。釣りの際は、流れに対して自然にエサを見せることが重要です。オイカワは流れに敏感なので、アプローチは静かに行い、無理にアクションを加えないことが成功の鍵です。このようにして、酒匂川でオイカワ釣りを楽しんでみてください。
ニジマス


酒匂川でのニジマス釣りは、10月20日から始まる冬季キャッチアンドリリース区間で楽しむことができます。この川では流れに対して斜めから下流方向へルアーを通すアプローチが効果的で、特に流れの変化がある箇所や大きな石の周辺が狙い目となります。使用するルアーは、深く潜るタイプのミノーや7グラム前後のスプーンが有効で、川の流れが速いエリアでは重めのルアーを選択すると良いでしょう。酒匂川は川幅が広いため、6フィート7インチ程度かそれ以上の長めのロッドを使用し、PE0.6号ラインを巻いた2500番クラスのリールを組み合わせるのが適しています。水質は透明度が高く、アユやウグイなどの小魚を模したルアーカラーが効果的です。本流の強い流れの中でファイトするため、ニジマスの力強い引きを存分に味わえるのが酒匂川釣りの醍醐味といえるでしょう。なお、使用するフックはシングルバーブレス仕様が規則となっています。
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