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基本情報
- 所在地
- 神奈川県箱根町
- 釣り場タイプ
- 湖
- 釣れる魚
- ブラックバス(オオクチバス),ニジマス,ブラウントラウト,サクラマス,サツキマス,ヒメマス,コーホサーモン,ワカサギ,ヘラブナ,コイ,ヤマメ,イワナ,オイカワ,ウグイ
- 料金
- 遊漁料はは1日券で大人1300円、中学生以下無料。
- 利用可能時間
- 日中
- 禁止事項・レギュレーション
- 環境保全のため軟質プラスチックを使用したワーム等の使用は禁止されている。12月第3日曜日から2月末日までは禁漁期間となっており釣りはできない。また岸からの餌釣りはこれとは別に禁止期間(3-5月頃。変更になる可能性があるので芦之湖漁業協同組合のサイトをチック)が設けられている。夜釣り禁止。
- トイレ
- あり
- 駐車場・アクセス
- 駐車場あり。
ポイント
箱根湾、三ツ石、塔ノ鼻、コべりの鼻

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元箱根湾周辺

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湖尻湾周辺

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魚種・釣り方別攻略法
レインボートラウト

芦ノ湖でレインボートラウトを狙う場合、ルアーフィッシングがおすすめです。ミノーやスプーンなどのルアーを使用し、ボートからレイクトローリングやレイクジギングで広範囲を探ると良いでしょう。
芦ノ湖は水深が深く、レインボートラウトは回遊しているため、ボートからの釣りが有利です。特に、水温やベイトフィッシュの動向を考慮しながらポイントを選ぶことが重要になります。
また、芦ノ湖にはレンタルボート店が多数存在しており、手軽にボートフィッシングを楽しめます。釣具のレンタルも可能なため、初心者でも安心して挑戦できます。ただし、船外機やエレキを使用する場合は免許証が必要となるため、事前に確認しておきましょう。
レインボートラウト以外にも、芦ノ湖では様々な魚種が釣れるため、状況に応じて狙いを変えてみるのも面白いでしょう。
ブラックバス

芦ノ湖は日本で初めてブラックバスが放流されたバス釣りの聖地として知られています。主なポイントは、箱根湾、元箱根湾周辺、百貫の鼻周辺、九頭龍周辺、湖尻湾周辺など変化に富んだ地形やストラクチャーのあるエリアです。特に春の産卵期には浅瀬にバスが集まりやすく、朝夕マズメ時や雨の日、曇りの日は活性が上がることがあります。
ルアーフィッシングが一般的で、様々なルアーで狙えますが、環境保全のためワームの使用は禁止されています。オカッパリで狙えるポイントも多く、ボートフィッシングも盛んです。レンタルボート店も多数あり、手ぶらでも楽しめます。
ブラウントラウト

芦ノ湖でのブラウントラウト釣りは、フローティングミノーを使った表層攻略が効果的です。特にゴールデンウィーク頃がベストシーズンとなり、早朝の時間帯に活性が高まります。ルアーは着水後に素早く潜らせてから、竿先でのジャーク動作を2~4回行い、その後1~3秒程度の静止を繰り返すのが基本パターンです。魚の反応を見ながらアクションの回数や停止時間を調整し、巻き速度やレンジも変化させることで釣果向上につながります。芦ノ湖西岸エリアや百貫の鼻南側の木陰周辺が有望なポイントとして知られており、55センチから80センチを超える大型個体も期待できます。魚影は濃いものの警戒心が強いため、オフィスユーカリのBスパークやヴァルケインのシャインライドなど実績のあるミノーを使い分けることが重要です。表層で魚の活性が確認できる状況では特にミノーゲームが威力を発揮し、視覚的にも楽しめる釣りが展開できます。
ヒメマス

芦ノ湖でのヒメマス釣りは、特に9月初頭から始まる産卵期に最も好調になります。この時期には、ヒメマスが婚姻色を示し、浅いエリアに集まるため、狙い目のシーズンです。釣り方としては、まずレイクジギングが効果的で、ボトムを取りながらジグを上下させるテクニックが求められます。スプーンを使用する際は、底を感じながら持ち上げる動作を繰り返すと良い結果につながるでしょう。また、婚姻色が出た際にはシャローポイントに投げ入れ、ミノーやダート系ルアーを使ってアクションを与えることが重要です。釣れるスポットには、龍宮殿沖や三ツ石、百貫の鼻、プリンス沖などがあります。特に禁漁区近くや水通しの良い場所が良いとされています。ルアーに関しては、イレギュラーアクションを持つジグやプロビアなどのスプーンが効果的です。さらに、胴付き仕掛けは禁止されているため、資源保護の観点からもこれを守ることが大切です。ヒメマスは美味しい魚でもあり、釣ったらできるだけ早く味わうことをお勧めします。
サクラマス



芦ノ湖におけるサクラマス釣りは、春と秋が特に良いシーズンです。特に4月にはハコネザクラが咲く時期で、サクラマスはワカサギを求めて活発に動き回ります。この時期に釣果を上げるためには、岬周辺やシャローの入り口といった地形を狙うことが重要です。急深のカケアガリがある場所が理想で、例えば西岸の百貫や箒の鼻などがおすすめです。キャスティング時には水面を狙うルアーが効果的です。弱ったワカサギを模したOSP Over Real wake63や、HMKL wake jordan75を使い、ゆっくりとした動きで誘ってみてください。また、フローティングミノーを使用して、シャローに漂わせるのも有効です。アクションはできるだけ控えめにし、水面にわずかな波紋を残す程度がポイントです。秋になると、サクラマスはボトム近くに滞在しがちなため、ディープからシャローへの寄り道を狙った釣り方が求められます。水深2~5メートルの地形を識別し、ワカサギを捕食するサクラマスにアプローチするイメージを持つことが必要です。釣行前には湖底の地形図を確認すると、より効果的なポイントを見つける手助けとなります。これらのポイントを念頭におきつつ、芦ノ湖でのサクラマス釣りを楽しんでください。
ヤマメ

芦ノ湖でヤマメを狙う場合、基本的には湖畔からのルアー釣りが中心となります。特に近年は、より繊細なアプローチを求めてウェーディングを選択する釣り人も増えています。ウェーディングに適したエリアとしては、白浜、箒の鼻、三ツ石などが挙げられます。ロッドはサクラマス用を流用し、8フィート前後のものを使用、リールにはPEラインを巻き、リーダーは8lb以上が推奨されます。ルアーは、飛距離が出て根掛かりしにくいミノーや、様々な重さのスプーンを状況に合わせて使い分けるのが効果的です。足場の良い場所では、スニーカーに軽いタックルで手軽に狙うことも可能です。箱根湾や元箱根湾の護岸から、エリアトラウト用のタックルを用いて3g前後の軽量スプーンを使用します。芦ノ湖では、海賊船の運行開始前や終了後の朝夕のマヅメ時が狙い目です。特に気温が上昇する4月下旬から5月は、ヤマメが浅瀬に寄りやすいためチャンスが広がります。日中は風がないと活性が下がる傾向があるため、天候も考慮しましょう。芦ノ湖漁業協同組合の情報を確認し、日の出・日の入りの時間を確認してから釣行するようにしてください。
イワナ


芦ノ湖でイワナを狙う場合、春の解禁直後や秋口もチャンスです。特に4月は釣果にムラが出やすいものの、タイミングが合えば良い釣果が期待できます。ポイントとしては、ボトムを意識すると良いでしょう。ルアーを沈めて、ボトム付近を探ることでイワナに出会える可能性があります。ルアーはスローブラッドキャストロングのようなものが有効です。芦ノ湖でのイワナ釣りには、適切なタックルを選ぶことが重要です。ルミナス96Mのロッドに22ステラC3000MHGのリールを組み合わせ、PEライン0.8号とハイブリッドリーダー3号のラインシステムを使用すると良いでしょう。安全のため、ルアーフックはシングルバーブレスを使用することをおすすめします。芦ノ湖でイワナが釣れるかどうかは運も大きく影響しますが、適切なタックルと釣り方で狙えば、40cmを超える良型のイワナに出会えるかもしれません。
ウグイ

芦ノ湖では、ウグイはルアー釣りの練習相手として親しまれるほか、バス釣りの活き餌としても利用されています。釣り方としては、ウキ釣りで狙うことができ、水面下でバスがウグイを追いかける様子を観察できる面白さがあります。しかし、実際にウグイを食わせるのは意外と難しいようです。芦ノ湖特有の釣り方として、「ウグイ君」と呼ばれる、ウグイをノーシンカーで浅瀬を泳がせる方法も存在します。餌はエビなどが用いられるようですが、ウキ釣りで具体的にどのような餌が効果的かは明らかではありません。仕掛けは、ウキ釣りの一般的なものに加え、ウグイをそのまま使うノーシンカー仕掛けがあります。芦ノ湖では、ウグイが群れをなしているにもかかわらず、なかなか食いつかない状況も珍しくなく、バスがウグイを追いかける光景は迫力満点です。ルアーでウグイに追わせ、バスを狙う方法も試みられていますが、見切られてしまうことも多いようです。ワカサギ釣りの際に、一緒にウグイが釣れる可能性もあります。
ヘラブナ


芦ノ湖でのヘラブナ釣りは、特に5月末から7月上旬がシーズンで、最高の釣果が期待できるのは6月です。好調な釣果を狙うには、雨模様の日や悪天候のタイミングが特にお勧め。水が増水する際には、ヘラブナが接岸しやすくなり、釣りやすいポイントが増えます。元箱根エリアには複数の桟橋があり、特に1番から2番の間や2番3番の流れ込み周辺が人気の釣り場です。これらのエリアは、桟橋からのアクセスも良く、ルアーや餌を使った釣りに最適です。釣りには18尺以上の長竿が求められますが、接岸時にはそれ以下でも大丈夫。基本的には底釣りが主流ですが、穏やかな日には浅ダナの宙釣りも試してみてください。エサには特にグルテン系が効果的で、ボソ感がないと反応が薄くなるため、少し硬めに仕上げるのがポイントです。釣り場では、流れに応じた釣り方やエサの調整がカギを握ります。釣行の際は、観光客の少ない8番の周辺を選ぶと、より集中して釣りを楽しむことができるでしょう。
ワカサギ


芦ノ湖でのワカサギ釣りは、関東地方でも比較的早い時期から楽しめるのが特徴です。一般的に夏頃から釣果が上がり始め、特にボート釣りが盛んです。広大な湖で、ワカサギの回遊ポイントを探す醍醐味があります。釣り方は、湖底の変化がある場所を狙い、底付近を回遊するワカサギを誘うのが基本です。仕掛けを底まで沈めたら、竿をゆっくりと上下させ、アタリを待ちます。アタリは繊細で、竿先のわずかな動きを見逃さないようにしましょう。仕掛けは、5本から10本程度の針が付いたものが一般的で、カラフルな針を選ぶと効果的な場合があります。オモリはナス型の3号程度を使用します。エサは、紅サシが一般的ですが、食いが渋い時にはアカムシを使うのも有効です。ただし、芦ノ湖のワカサギは食いが良い時にはエサなしでも釣れるため、状況に合わせて使い分けるのがおすすめです。特に朝の時間帯はワカサギの活性が高く、釣果が期待できます。もし釣れなくなったと感じたら、場所を移動してみるのも良いでしょう。
オイカワ

芦ノ湖でのオイカワ釣りは、特に白浜エリアが有望なポイントとして知られています。この湖では雄のオイカワが主なターゲットとなり、虫の大量発生時に小さなライズが頻発する状況を狙うのが効果的です。釣法としては、フライフィッシングが最も適しており、7から8フィートのロッドに軽量なリールを組み合わせ、細いフライラインを使用します。フライは20番から24番程度の小型ミッジパターンが有効で、自然な虫を模したものを選択することが重要です。リーダーには1号程度のフロロカーボンを使い、繊細なアプローチを心がけましょう。芦ノ湖の透明度は高いため、魚に警戒心を与えないよう静かにキャストし、ドラッグフリーでフライを流すことがポイントです。虫の活動が活発になる夕方から夜にかけての時間帯が特に狙い目となります。湖特有の静水域での釣りとなるため、流水域とは異なるテクニックが求められる興味深いターゲットです。
コイ


芦ノ湖でのコイ釣りは、一般的な淡水域とは異なる特徴があります。この湖には記録級の大型個体が潜んでいるとされ、明神川周辺にコイの群れが集まることが知られています。しかし、通常の練り餌や芋団子、甲殻類などの定番エサに対する反応は鈍く、針を警戒する傾向が強いようです。タックルは大型魚に対応できる強度が必要で、ベイトリールと頑丈な竿の組み合わせが推奨されます。針は15号程度の大きめサイズを使用し、エサ選びが成功の鍵となります。興味深いことに、この湖ではルアーフィッシングでコイがヒットするケースも報告されており、従来の常識にとらわれない柔軟なアプローチが効果的かもしれません。釣れるコイは美しい金色の体色をしており、10キロを超える大物の実績もあることから、芦ノ湖は関東屈指のコイ釣りスポットといえるでしょう。
ニジマス


芦ノ湖でのニジマス釣りは、特に春の解禁直後から魅力的なシーズンが始まります。この時期は、ニジマスが十分にワカサギを食べて成長しているため、より強い引きが楽しめます。釣りの方法には、陸からの投げ釣りやボートからのルアー、フライ、さらには餌釣りがあります。初心者の場合はボートからの餌釣りが特におすすめです。エサとしてはイクラが一般的で、仕掛けはシンプルですが、針のサイズやハリスの太さを変えると食いがよくなることもあります。ルアーフィッシングの際は、特に流れ込みや雨で濁りの入った場所が大物を狙うチャンスです。釣具は、サクラマス用のロッドやPEラインを使うと効果的です。ルアーはミノーやスプーンを選び、特にシャローを狙う際にはフォレストのアイテムが良い成果を上げることが多いです。釣りをする時間帯としては、日の出前や日没後のマヅメ時が特に釣果が期待できます。芦ノ湖の自然を楽しみながら、最高のニジマスを釣りあげることができるでしょう。
関連リンク
- 芦之湖漁業協同組合
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- 芦ノ湖フィッシングセンターおおば
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- うえ乃
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