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基本情報
- 所在地
- 北海道利尻郡利尻町沓形栄浜140
- 釣り場タイプ
- 島
- 釣れる魚
- ホッケ,カジカ,アイナメ,クロガシラカレイ,マガレイ,クロソイ,シマゾイ,エゾメバル(ガヤ),サケ(アキアジ),カラフトマス,アメマス,マイカ,ヤリイカ
- 料金
- 無料。
- 利用可能時間
- 24時間
- 禁止事項・レギュレーション
- 不明
- トイレ
- あり。
- 駐車場・アクセス
- 船または飛行機でのアクセスが可能。海路は、ハートランドフェリーが運航する稚内から利尻島の鴛泊港または沓形港までの航路で、料金は2550円~となっている。空路では、北海道エアシステムが運航する丘珠空港からの便と全日本空輸が運営する新千歳空港からの便がある(到着は利尻空港)。島内では宗谷バスの路線バスが運行しており、空港やフェリー到着港周辺にはレンタカーもある。
ポイント
栄浜漁港

こじんまりとした漁港で釣り人も少なくのんびりと釣りが出来る。大波止先端周りでカジカ・アイナメ・クロソイが有望、カジカは秋の夜釣りで大型が望める。
南浜漁港

栄浜漁港と同様に地元の人中心の釣り場で、ゆったり釣りが出来る。港内ではクロガシラカレイの30~40cmクラス、テトラ周りでは大型のアイナメが付いている事が多い。
雄忠志内漁港


「おちゅうしない」と読む。春~夏にかけてホッケの回遊が見られる、大波止先端周りをコマセネットを使ったブッコミ釣りで狙うとよい。港内ではマガレイ・クロガシラカレイの数釣りが楽しめる。また8月から10月頃には鮭が狙える。
魚種・釣り方別攻略法
カジカ



利尻島でカジカを狙うなら、栄浜漁港がおすすめです。こじんまりとした漁港なので釣り人も少なく、のんびりと釣りを楽しめます。大波止先端周りがポイントで、秋の夜釣りでは大型のカジカが期待できます。
釣り方は、投げ釣りやブッコミ釣りが一般的です。エサは身エサや虫エサを使用します。夜釣りでじっくりと腰を据えて狙うのが良いでしょう。
カジカ以外にも、栄浜漁港ではアイナメやクロソイも狙えます。ロックフィッシュ狙いでワームなどのルアーを使ってみるのも面白いでしょう。利尻島は風が強い日が多いので、風裏になるポイントを探しながら釣り歩くのがおすすめです。
カレイ



利尻島でカレイを狙うなら、投げ釣りがおすすめです。特にクロガシラカレイやマガレイは、メインのターゲットとなるでしょう。南浜漁港や雄忠志内漁港は実績があり、港内で30~40cmクラスのカレイが期待できます。アオイソメなどの虫エサを使用し、海底を探るようにじっくりと狙ってみましょう。
シーズンとしては、5~6月の春と9~10月の秋がベストですが、これらの時期は天候が安定しやすく釣りやすいです。通年を通して風が強い島なので、風裏となるポイントを探すのがコツです。雄忠志内漁港では、春から夏にかけてホッケの回遊も見られるので、カレイ狙いと合わせてブッコミ釣りで狙ってみるのも良いでしょう。アクセスは、稚内からのフェリーや、丘珠空港、新千歳空港からの飛行機が利用できます。島内ではレンタカーや路線バスで移動すると便利です。
アメマス



利尻島でのアメマス釣りは、厳しい自然環境を考慮した戦略が求められます。島内には大きな川が少なく、水が流れていない枯れ沢も多い状況です。アメマスの仲間であるイワナが生息する場所も、護岸工事の影響で厳しい環境になっている場合があります。釣り方としては、数日前の雨で川が増水し、その後水が引いて落ち着いた状況で、アメマスが浅い流れに出てくるタイミングを狙うのが有効です。特に瀬は狙い目となるでしょう。ルアーフィッシングが一般的で、着水直後の反応が重要になります。かつて礼文島では小型のアメマスが数多く釣れたようですが、近年は減少傾向にあります。しかし、近年では30cmから60cmの中型から大型のアメマスが一時的に多く釣れる状況も確認されています。島内河川の状況変化に注意し、的確なポイントを見極めることが釣果に繋がるでしょう。
サケ



利尻島でのサケ釣りは、主に港内や河口付近がポイントとなります。雄忠志内や旭浜、新湊漁港、野塚といった場所が実績のある釣り場として知られています。釣り方としては、ウキフカセ釣りが一般的で、軽く仕掛けを投げてウキを沈め、サケの回遊を待ちます。また、河口部先端のテトラから、スプーンにカツオの切り身を付けて表層を巻く釣り方も有効です。見えているサケに対し、ルアーを執拗に見せて挑発するテクニックも時に効果を発揮します。エサはカツオの切り身が定番ですが、状況に応じて他のエサも試してみると良いでしょう。ただし、近年はサケの不漁が報告されているため、釣果には期待しすぎず、状況に合わせて柔軟に対応することが重要です。安全に配慮し、現地のルールやマナーを守ってサケ釣りを楽しみましょう。
シマゾイ

利尻島でのシマゾイ釣りは、雄忠志内漁港や南浜漁港のテトラポッド周辺が有望なポイントとなります。この地域では30センチを超える良型が期待でき、実際に37センチの大型も記録されています。釣法はルアーフィッシングが効果的で、14グラムの2ウェイシンカーやテキサスリグを用いたボトムゲームが基本となります。タックルはシーバスロッドにPE0.8号を組み合わせた強めの仕様が推奨され、HRF710MSのようなロックフィッシュ専用ロッドも適しています。アクションはフルキャストでボトムを確実に捉え、リフトアンドフォールを繰り返します。KJカーリーのロックチャートカラーなどのワームが実績を上げており、夜釣りでも好結果が期待できます。利尻島周辺ではガヤなどの外道が多いため、明確なアタリを見極めて合わせることが重要です。風がやや強い状況でも釣果は望めるため、天候に左右されにくい釣りといえるでしょう。
カラフトマス


利尻島では、例年8月下旬から9月にかけてカラフトマス釣りのシーズンを迎えます。島内にはいくつかのポイントがあり、朝日川河口はサケが遡上する場所として知られていますが、河川内は禁漁です。河口付近のテトラポット周辺が釣り場となります。その他、雄忠志内漁港や新湊漁港も実績のあるポイントで、夕暮れ時に釣果が期待できます。釣り方は、ルアーフィッシングが一般的で、スプーンやミノーを使用します。アラスカで用いられる、サケの鼻先にルアーを何度も通して誘う方法も有効です。ウキフカセ釣りも港内で試すことができ、タナを深めに設定すると良いでしょう。エサには、カツオの切り身やイカの短冊などが使われます。近年、サケの来遊状況は年によって変動があり、釣果に影響する可能性があります。また、サバが大量に発生することもあるため、対策が必要です。地元の釣り人との交流も楽しみの一つで、情報交換や、釣れた魚を譲ることでお土産をいただけることもあります。利尻島へのアクセスは、丘珠空港から飛行機で約1時間と比較的容易です。
ホッケ



利尻島でのホッケ釣りは、沓形港や鴛泊港といった主要な港湾部で楽しむことができます。この地域では春から初夏にかけてホッケの群れが接岸するため、6月頃が特に狙い目となります。釣法としては、堤防からの投げ釣りやウキ釣りが効果的で、餌にはイソメやオキアミを使用するのが一般的です。また、ジグヘッドにワームを組み合わせたルアーフィッシングも有効で、40センチを超える良型が期待できます。利尻島周辺は刺し網漁業も盛んな海域であり、豊富なホッケ資源に恵まれています。遊漁で釣れる個体は主に2歳魚以上の成魚が中心となるため、引きも強く食べ応えのあるサイズが楽しめます。朝から夕方まで長時間にわたって釣果が期待でき、北海道らしいダイナミックな釣りを満喫できるでしょう。
アイナメ



利尻島でのアイナメ釣りは、特に南浜漁港が人気のポイントです。ここでは、砂質の湾があり、アイナメを含めた様々な魚が狙えます。最も一般的な釣り方は投げ釣りで、2020年6月にはアブラコが42cmの釣果が記録されるなど、大物の期待も高いです。釣りを行う際は、餌としてイソメを用いると良い結果が得られます。ただし、利尻島の海況に注意が必要で、特に時化の時は底荒れが発生し、釣りが難しくなります。海のコンディションが良い日を選び、南浜漁港での投げ釣りを楽しむことが、釣果につながるポイントです。状況を見極めながら、釣りのテクニックを駆使し、アイナメを求めて挑戦してみてください。
クロガシラカレイ



利尻島でクロガシラカレイを狙うなら、石崎灯台から鬼脇にかけての海岸や、旭浜漁港、雄忠志内漁港、鴛泊港などが有望な釣り場として挙げられます。特に、旭浜漁港は根元に砂地が混じる地形のため、カレイが潜んでいる可能性が高いでしょう。釣り方は投げ釣りが基本で、イソメやオキアミといった餌が効果的です。釣れる時期は、近年水温が上昇しにくいため、シーズンインが遅れる傾向にあります。サイズに関しては、南浜漁港では小型が主体ですが、大物が釣れることもあります。雄忠志内漁港では43cmのクロガシラガレイが釣れた実績もあり、過去には46cmの個体も確認されています。漁港での釣りでは、時化に弱く底荒れしやすい点に注意が必要です。また、地元の情報によると、かつては沓形漁港が最もカレイの釣果が良かったようで、次いで鬼脇漁港、仙法志漁港と続いたようです。これらの情報を参考に、利尻島でのクロガシラカレイ釣りを楽しんでみてください。
マガレイ
利尻島でのマガレイ釣りは、沓形漁港や鴛泊漁港などの主要な港湾部で楽しむことができます。釣り方としては、遠投する必要はなく、軽いオモリを使った近距離の投げ釣りが効果的で、胴突き仕掛けにイソメを付けて狙うのが基本となります。特に内海側では比較的浅い場所でも良型のマガレイが期待でき、30センチから40センチクラスの個体が釣れることもあります。餌にはイソメが定番ですが、地元の漁師の間ではワームを使用する手法も取り入れられており、状況に応じて使い分けると良いでしょう。釣れるタイミングは日によって大きく変わり、活性が高い時は連続してヒットすることもありますが、急に食いが渋くなることもあるため、粘り強く続けることが重要です。なお、産卵時期直後の個体は身質が落ちる傾向にあるため、釣行時期を考慮することも大切です。
クロソイ


利尻島でのクロソイ釣りは、特にワームを使った釣法が人気です。この地域には多くの釣りスポットが点在しており、ペシ岬の裏側や旭浜漁港など、深い水深を持つ場所が特におすすめ。夜釣りも楽しめるため、日没後に狙いを定めるのも良いでしょう。地元の釣り人は雄忠志内漁港を好むことが多く、ここでは大物を狙うチャンスもあります。また、カヤックフィッシングも魅力的で、35cmのクロソイが釣れたという実績もあります。サイズについては、30cm程度が一般的ですが、過去のデータでは50cmを超える個体も多く確認されており、特にボート釣りでは45cmから55cmのサイズがメインとなることが多いです。利尻島の釣り場は魚影が濃く、釣りの腕を試すには最適な環境です。ロマンを感じる南浜漁港のような小規模な漁港でも、期待できる魚を釣り上げることができるでしょう。新鮮なクロソイを釣った後は、その美味しい身を刺身や煮付け、揚げ物などで楽しむのも、釣りの醍醐味の一つです。
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