北海道の釣りシーズン、全16魚種の釣れる時期

  1. カレイ
  2. ソイ
  3. ヒラメ
  4. サクラマス
  5. アメマス
  6. マメイカ
  7. ヤリイカ
  8. ニジマス
  9. ブラウントラウト
  10. イワシ
  11. ニシン
  12. アイナメ
  13. サケ
  14. カラフトマス
  15. ワカサギ
  16. ホッケ

北海道釣りシーズンイメージ

カレイのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
30 26 94 100 93 63 42 20 18 27 38 27

北海道では、道南、積丹半島、道東、小樽、苫小牧、石狩、日本海、石狩湾新港、噴火湾などの広大な海域でマガレイ、マコガレイ、クロガシラ、マツカワなどのカレイ類が釣れます。カレイは海底に生息する底物魚で、主に砂泥底や砂礫底を好みます。彼らは伏せ撃ち型の捕食者であり、砂や砂利に半ば体が埋もれた状態で待機し、獲物が近づくと素早く飛び出して捕らえます。

カレイの釣り方は主に2種類あります。一つはエサ釣りで、ゴカイやイソメ、アオイソメなどの虫エサを針に付けて海底近くで待ちます。北海道では身持ちのいい塩イソメが使われることも多いです。もう一つはルアー釣りで、底を引いてくるジグヘッドやワームなどのルアーを使用します。どちらの方法でも、海底をゆっくりと探り、カレイが潜んでいる場所を見つけることが重要です。カレイがかかると、素早くリールを巻いて海面まで引き上げます。カレイは慎重な魚なので、ゆっくりと忍耐強くアプローチすることが釣果を上げるコツです。

ソイのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
66 28 52 64 59 75 100 52 59 81 88 56

北海道では、道南、積丹半島、函館、道東、小樽、苫小牧、道北、噴火湾、日本海などさまざまな地域の漁港やテトラ、地磯でソイが釣れます。

ソイは岩礁帯や海藻が生い茂る海底に生息するロックフィッシュです。根魚のため、岩礁帯や海藻の多い場所を探して釣りましょう。餌は虫エサや小魚など、生餌が効果的です。ルアー釣りの場合は、ジグヘッドやワームなどを用いるとよいでしょう。

ソイの釣り方は、餌釣りとルアー釣りの2種類があります。餌釣りは、餌を針に付け、海底まで沈めて待ちます。ルアー釣りの場合は、ジグヘッドやワームを投げて、海底まで沈め、アクションを加えて誘います。

ソイは夜行性のため、日没後の夜釣りで釣果が期待できます。また、満月の前後も活性が上がり、釣れやすい傾向にあります。

ヒラメのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
7 6 5 7 48 100 89 32 35 49 29 15

北海道の積丹半島、道南、日本海沿岸、特に小樽、噴火湾、美国漁港、、函館、道北地域は、ヒラメ釣りの好ポイントが数多く存在します。

ヒラメは、大型で扁平な魚で、砂や岩が混じった海底に生息しています。夜行性で、主に小魚や甲殻類を捕食します。餌は主に活き餌やルアーを使用し、主にジギングや餌釣りで狙います。

ヒラメの釣り方は、以下のとおりです。

* ルアーフィッシング:ミノー、メタルジグ、ジグヘッド+ワームなどの疑似餌を使ってヒラメを誘います。。
* 餌釣り:活き餌や切り身に針をつけて、海底近くで待ち構える方法です。根掛かりを防ぐために、シンカーを重めにつけるのがコツです。船釣りでよく行われる釣り方で、一般的には活き餌がよく使われますが、北海道ではデットベイトが使われることが多いです。

ヒラメは季節によって生息場所が変化するため、水温が高い夏場は浅場に、冬場は深場に移動します。また、潮が動いている時間帯に釣果が期待できます。根掛かりしやすいので、根掛かりを軽減する仕掛けや、予備の針を用意しておくことが重要です。

サクラマスのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
64 61 87 100 75 56 23 6 5 6 8 12

北海道の広大な自然に恵まれた地域では、サクラマスの釣りを楽しむことができます。道南の海岸線や積丹半島の海岸沿いでは、波や潮流が比較的穏やかなため、岸からルアーやフライフィッシングで狙うことができます。道東の太平洋側では、サーフや磯場が有名で、大型のサクラマスが回遊してきます。日本海の荒波に揉まれる函館周辺では、ジギングなどの船釣りで狙うのが一般的です。

サクラマスの生態としては、幼魚期を河川で過ごした後、海に降海して大型魚に成長します。その後、産卵期になると再び河川に遡上し、上流で産卵を行います。産卵後は海に戻り、再び成長を繰り返します。海にいるサクラマス(海サクラ)は主にイワシやニシンなどの小魚を捕食しますが、大型になるとイカやタコなどの頭足類も捕食します。

アメマスのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
100 58 83 94 85 90 64 35 49 69 91 85

北海道では、広大な自然環境を活かして、アメマス釣りを楽しむことができます。道東の河川や渓流では、ルアーフィッシングでアメマスを狙うことができます。中でも、十勝川や釧路川は有名なポイントです。道南の阿寒湖では、ボートフィッシングで良型のアメマスを釣ることができます。島牧村や積丹半島などの日本海側は、サーフフィッシングで海アメを狙うことができます。道北の河川では、フライフィッシングでアメマスを狙うこともできます。

アメマスは、サケ科の魚で、産卵期には川を遡上してきます。銀白色の美しい魚体と、斑点が特徴です。肉食性で、小魚や昆虫などを捕食しています。アメマスの釣りでは、ルアーやフライなど様々な方法が用いられます。ルアーの場合は、スプーンやミノーなどが効果的です。フライの場合は、ストリーマーやニンフなどが用いられます。アメマスは、引きが強く、ファイトを楽しむことができる魚です。他の鱒類と比べると食味は劣るとされますが、釣ったアメマスは、刺身や塩焼きなどにして美味しく食べることができます。

マメイカのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
7 4 4 13 38 71 17 1 14 73 100 32

北海道の豊かな海域では、小樽、積丹半島、小樽港などの地域でマメイカが盛んに釣られます。その他の釣り場としては、

マメイカは胴長が5~10cm程度と小型のイカで、北海道では秋から春にかけて旬を迎えます。非常に身が柔らかく、甘みのある味わいが特徴です。

マメイカの釣り方は主にエギングで、専用のエギを使用して狙います。エギは1~3号を使用します。マメイカは好奇心が強く、エギが近づくと積極的に抱きついてくるのが特徴です。

また、マメイカは夜行性のイカなので、主に夜釣りが中心になります。漁港や防波堤などの明かりのある場所で釣れることが多いです。海底に藻場や岩礁帯がある場所がポイントとなります。

マメイカの身は柔らかいので、釣ったらすぐに保冷剤などで鮮度を保ちましょう。刺身や寿司、煮物などさまざまな料理で楽しむことができます。

ヤリイカのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
26 7 16 70 70 54 19 0 4 33 100 65

北海道では、積丹半島、道南、函館といった地域がヤリイカ釣りの好ポイントとして知られています。函館山沖や、古平漁港も有望な釣り場です。

ヤリイカの釣り方は主にエギングで、餌木と呼ばれる疑似餌を使用してイカを誘います。エギはイカの好む小魚やエビを模しており、底付近や中層をアクションさせてイカを誘います。イカがエギに抱きついたら、ゆっくりと巻き上げて確保します。

ヤリイカは春から夏にかけて産卵のために沿岸部にやってきます。そのため、この季節が最適な釣り時期となります。ヤリイカは夜行性で、日没後から夜明け前が最も活発にエサを追います。

ニジマスのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
28 22 32 27 69 100 100 85 78 89 65 39

北海道は、ニジマス釣りで有名な場所です。道東地域では、十勝や阿寒川などの河川や渓流でニジマスが豊富に生息しています。また、支笏湖、阿寒湖、屈斜路湖などの湖沼でもニジマスが釣れます。オホーツク地域でも様々な河川でニジマスが狙えます。

ニジマスは、流れのある水域を好む魚です。ルアーやフライを使った釣り方が一般的で、小型のスプーンやスピナー、ミノーなどのルアーが効果的です。フライフィッシングでは、ニンフやウェットフライ、ストリーマーなどが使われます。

ニジマスは、肉食魚で、小型の魚や昆虫を捕食しています。日中は水深のある場所や障害物の陰に潜んでおり、夕暮れから夜間にかけて活発にエサを求めます。産卵期は秋で、水温が下がると川を遡上して産卵を行います。

ブラウントラウトのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
32 41 71 54 51 100 46 41 32 61 61 63

北海道では、支笏湖、渓流、道東の河川、糠平湖、十勝川、洞爺湖などの地域でブラウントラウトが釣れます。ブラウントラウトは、冷涼な水域を好み、川の流れの緩やかな場所や湖の深場を好んで生息しています。

釣り方の基本は、フライフィッシングやルアーフィッシングです。フライフィッシングでは、水面の昆虫を模した人工餌(フライ)を流して、ブラウントラウトを誘い出し、ルアーフィッシングでは、小型のミノーやスプーンなどのルアーを動かして、ブラウントラウトを刺激します。

ブラウントラウトは、非常に慎重な魚で、釣り人が近づくとすぐに逃げることが多いため、ステルス性を保って釣りをすることが重要です。

イワシのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
9 5 8 6 21 47 100 62 48 30 27 9

北海道の沿岸部は、苫小牧、函館港などの道南エリア、積丹半島、小樽港など、イワシが釣れる有名な釣り場が点在しています。 イワシは回遊魚のため、群れを追うことが釣果を上げる鍵となります。小型のジグやサビキ仕掛けを使用し、堤防や漁港などから狙うことができます。イワシはプランクトンを主食としているため、群れを発見したら、その付近にエサを撒いて寄せるのも効果的です。群れの有無や釣れるサイズは年によって異なるため、事前に情報を収集することが重要です。

ニシンのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
75 72 100 55 21 14 5 3 3 3 21 74

北海道では、様々な地域でニシンが釣れます。特に小樽港、石狩湾、函館港は、ニシンの好漁場として知られています。

ニシンは群れを形成して回遊する魚です。産卵期になると沿岸に近づき、浅瀬で産卵を行います。ニシンの釣り方は、サビキ釣りやウキ釣りなど、比較的簡単な方法で狙えます。

サビキ釣りでは、複数の針のついたサビキ仕掛けを使用し、寄せ餌で群れを集めて釣ります。群れを見つけられれば、数多く釣ることができます。

ニシンは回遊魚のため、釣果は時期や場所によって大きく異なります。春から初夏にかけて産卵期を迎えるため、この時期に釣果が上がりやすくなります。釣り場を選ぶ際は、ニシンの群れが回遊している場所を探すことが重要です。

アイナメのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
55 27 43 59 87 88 88 39 41 82 100 65

北海道では、室蘭、噴火湾、苫小牧、積丹半島、函館など多くの場所でアイナメを釣ることができます。

アブラコはいわゆるロックフィッシュの1種で、海底の岩礁や藻場を好んで生息しています。釣り方はルアーフィッシングかエサ釣りで、エサはイソメやサンマの切り身などが有効です。底付近をゆっくりと誘いながら釣るのがコツです。

また、アイナメは冬が旬で、この時期には身が締まり脂が乗ってきます。このため、冬のアイナメ釣りは特に人気があります。

サケ(アキアジ)のシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
3 2 3 3 4 3 8 40 100 98 32 11

北海道には、道東、オホーツク、道南、道北、積丹半島、網走など広範囲にサケが釣れる人気のポイントがあります。

サケは回遊魚で、生まれた川に戻ってくる習性があり、秋がハイシーズンとなっています。早いところでは8月の中旬から連れ出し、12月初め頃まで釣れることがあります。釣り方には、ウキ釣り。ウキルアー、フライフィッシング、ジギングなどがあります。サケは銀白色で、背びれと尾びれが大きく、体長は一般的に60〜90センチメートルです。脂がのった刺身や塩焼きなど、食味も優れています。

カラフトマスのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
0 0 0 0 4 4 20 100 37 6 2 0

カラフトマスはサケ科の魚で、北海道では北海道東部の道東や道北のオホーツク海沿岸で釣ることができます。羅臼や網走などの地域では特に人気のある釣り場で、シーズン中、知床半島周辺は多くのアングラーで賑わいます。

カラフトマスは回遊魚で、初夏にかけて産卵のために沿岸部にやってきます。釣り方はルアーフィッシングが一般的で、スプーンやジグを遠投して中層から表層を狙います。また、エサ釣りではウキルアーやフライフィッシングでも狙えます。

カラフトマスは他のサケ科の魚に比べて脂の乗りが良く、食味は最高級です。刺身やフライ、塩焼きなどさまざまな料理に利用できます。北海道の特産魚としても知られています。

ワカサギのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
100 79 35 6 3 2 1 1 1 2 3 8

北海道では、道東や道北など各地でワカサギ釣りを楽しむことができます。釣り場として有名なのは、阿寒湖、網走湖、朱鞠内湖、かなやま湖、糠平湖、茨戸川、塘路湖などです。

ワカサギは、氷に覆われた湖でよく釣れる小型の淡水魚です。その生息地は水深5~15mの冷たい水域で、プランクトンや小型の甲殻類をエサとしています。

北海道でのワカサギ釣りは、氷に穴を開けて仕掛けを垂らす氷上釣りが一般的です。仕掛けは、穂先が短い専用の竿に、小型の針が数個ついたエダスと重りをセットします。エサは、紅サシや白サシなどを使うのが効果的です。

ワカサギは群れで行動するため、アタリが多いポイントを見つけると、短時間にたくさんのワカサギを釣り上げることができます。氷上釣りの際は、氷の厚さや安全性に十分注意し、暖かい服装で臨みましょう。

ホッケのシーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
57 50 100 78 57 36 13 6 6 16 29 39

北海道でホッケが釣れる釣り場は、日本海に面した地域に集中しています。ホッケは底棲魚で、積丹半島、道南、小樽、古平漁港、幌武意、幌武意漁港、余市漁港、函館などの沿岸部でよく釣れます。

ホッケの釣り方は、サビキ仕掛けや胴付き仕掛けを用いた餌釣りが一般的です。餌はイソメやイカの切り身、オキアミなどが適しています。ホッケは群れで行動することが多いため、底付近を狙って釣ると効率的です。また、投げ釣りやウキ釣り、メタルジグを使ったルアーフィッシングでもホッケを狙うことができます。

ホッケは全長30~50cmほどの魚で、体色は銀色で、背びれに黒い斑点があります。肉食性で、小魚、甲殻類、イカなどを捕食します。ホッケの身は白身で淡泊な味わいですが、脂が乗っていて旨味がたっぷりです。刺身、煮付け、塩焼きなど、さまざまな料理で楽しめます。