ルアーでシーバス釣り

シーバスのルアーフィッシング

シーバスタックル

シーバスタックル

スズキは古来から日本人に親しまれてきた魚ですが、それが既に成立していたバスフィッシングの影響を受けルアーフィッシングの対象魚となりシーバスと呼ばれるようになったのは比較的最近のことで、1980年代頃からだといわれています。
シーバスという名前はスズキの英語名ではなく、フィッシングジャーナリストの西山徹氏が命名したものが元になって広まっていったものだそうです。
シーバスは湾奥や都会の河川から本格的な磯まで幅広いフィールドに生息し、釣果に差はでますがほぼ一年中狙うことが可能です。
更に陸から釣れる魚としては最大級の大きさを誇ることもあり現在では非常に人気の高いターゲットとなっています。

ポイント

堤防、港、河口、磯、河川の中~下流域

シーズン

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

※一例です。地域等によって変動します。

シーバスタックル

ロッド

シーバスのルアーフィッシングでは主に7~11ft(約2.1~3.3m)ぐらいまでのカーボンロッドが使われます。
長さに差が大きいですが、遠投の必要な海岸から狙うなら長めのもの、堤防や岸壁から狙うなら短めのものといった感じで使うフィールドに合ったものを選ぶのが基本となります。
とりあえず一本かうなら8、9ftのものが汎用性が高くていいでしょう。

ライン

ラインはPEなら0.8号~1.5号、ナイロンなら8lb~16lbが主に使われます。
釣り場の状況(根が多いかなど)や釣れているシーバスのサイズをみて適切な太さを選びましょう。

リール

シーバスのルアーフィッシングでは通常2500~4000番代のリール使われます。
使いたいラインが150m以上巻けるものを選べば大丈夫です。
ベイトリールを使うこともありますがスピニングリールの方が主流です。
超高性能の高価なリールは買う必要は必ずしもないと思いますが、キャストを繰り返す釣りなので軽く、トラブルがおきにくく、大物にも対応可能なドラグを持つものを選びたいところです。

ルアー

シーバス釣りではミノー、バイブレーション、ペンシル、メタルジグなど様々なルアーが使われます。
それぞれアクションのつき方や攻められるレンジが違うのですが、一番よく使われるのはフローティングミノーなので初めてならこれれからそろえるのがいいでしょう。
サイズや色も様々ですが、シーバスが捕食しているベイト(チアユ、コノシロ、ボラ、イソメ類など)と近いものを使用するのが基本となります。