カラフトマス釣り

カラフトマスとは

カラフトマスタックル

カラフトマスタックル

カラフトマスは本州の人にとってほとんど馴染みのない魚ではないでしょうか?
その名の通りオホーツク海やベーリング海に多い魚で、太平洋側では岩手県、日本海側では新潟県が南限だとされています。
北海道でも一般にはそれほど知名度がないようですが、釣りの対象魚としては人気の高い魚です。
釣り方はルアーフィッシングが主で、シロザケよりも少し早い7月ごろから遡上が始まりシーズンインとなります。
シロザケと比べると小型で体長は最大でも40~60cmほどですが、引きが強くスリリングなファイトが楽しめます。
食べても美味しく、ムニエル、燻製、揚げ物などになるほか、イクラもとることができます。
ちなみにあけぼのさけの缶詰にデザインされているのはカラフトマスなので、実は見たことのある人も多いのではないでしょうか。

ロッド

ML~Mクラスのシーバスロッドまたはトラウトロッドで長さ7~9ftのものを使います。
キャストを繰り返すので軽く、丈夫なものを選びたいところです。

メーカー モデル名 自重 カーボン 先径/元径 参考価格
シマノ ディアルーナ XR S906M 162 98.5% 1.8/15.8 28,000
ダイワ ラテオ 96M・Q 155 97% 2.0/13.9 26,000
アブガルシア XRFS-902ML 131 98% 1.5/12.2 13,500
メジャクラ TZS-9O2ML -% 41,000

リール・ライン

ラインはPEばら0.8~1.2号、ナイロンでは8~14lbを使い、リーダーにはフロロカーボン20lbを結ぶ。
遠投が必要ない場合はナイロンラインの方がおすすめです。
リールはラインが100m以上巻ける小型スピニングリールを用意します。

メーカー モデル名 自重 巻取り ギア比 最大ドラグ 参考価格
シマノ バイオマスター2500 260 73 5.0 9 23,700
シマノ ステラ2500 225 77 5.3 9 78,000
ダイワ ルビアス 2506 200 72 4.8 3 32,400

ルアー・釣り方

ルアーはスプーンなら10~28g、ミノーでは9~12cmぐらいのものを使います。
色は赤や金系が人気が高く定番となっています。
釣り方は、表層をゆっくりと引いていくのが基本です。
軽くアタリがあってもあせらずにそのまま巻き続け、大きく喰い込んだところでアワセを入れフッキングさせます。
なおブッコ抜きは危険なのでタモ網は必ず持参しましょう。
上記の仕掛け以外にも、サケのようにウキルアー仕掛けで狙う人もいます。